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HSPの適職診断テスト|繊細さんが無理なく続けられる仕事の探し方

HSPの適職診断テスト|繊細さんが無理なく続けられる仕事の探し方

HSP 2020.10.09

こんにちは。
HSP当事者であり、オンライン相談ルームにてHSPさんからの相談をメインに受けていた経験のある、たけなわアヤコと申します。

今回そんな私からお届けするのは、「HSPさんが無理なく続けられる仕事の探し方」です。

・今まさに「仕事が辛い」「向いていない気がする」と悩んでいる
・これまでの経験から「向いている仕事なんてないんじゃないか」と落ち込んでいる

こちらに当てはまる方の手助けになればと思い、まとめました。

HSP×接客業やHSP×カウンセラーなど、自身の経験から感じた向き不向きもまとめていますので、よろしければ参考にしてみてください。

【適職診断テスト】今の仕事はHSPのあなたに向いている?


まずは今の仕事がHSPのあなたに向いているのかを「適職診断テスト」でチェックしてみましょう。

こちらの適職診断テストでは、「HSPが無理少なく、楽しく働く上で大切な要素3つ」を質問として挙げています。

あなたの仕事や職場を想像しながら、それぞれの質問を読み進めてみてください。

質問1.仕事にやりがいを感じていますか?

今の仕事をしていて、人の役に立てているや必要とされているなど、充足感を得られていますか?

HSPさんはとても真面目な傾向にあり、意味が見いだせないことをやり続けるのが苦手です。

「生活のために」や「仕事だから仕方ない」などと割り切ろうとしても、モチベーションが保てなくなり、仕事に行くのが億劫になっていきます。

HSPさんにとって仕事のやりがいはとても重要です。モチベーションが保てなくなったときには、今の仕事に何が足りないのか、自分が何を求めているのかをよく考えてみましょう。

質問2.あなたの強みを生かせていますか?

今の仕事は、あなたの強みや個性が生かせていますか?自分の仕事に自信を持てていますか?

むしろ「ほかの人ができているのに、自分はできない」と、周りに比べて自分を卑下してはいないでしょうか。「もっと頑張らなくては」と、苦しいのに努力を続けてはいないでしょうか。

HSPさんは非HSPさんに比べて、少数派です。そのためHSPさんの多くは、「非HSPさんと自分を比べて、自分は駄目だ」と思い込む傾向にあります。

しかしHSPであろうとなかろうと、人はみんな生まれつきもった気質があり、それによって得意分野はもちろん苦手分野も異なって当たり前です。

日本では「苦手は克服するもの」といったイメージが強いですが、生まれつきもった気質は変えられるものではありません。

HSPの気質にともなう苦手は個性として受け止め、得意を生かし、伸ばせる仕事探しが大切です。

質問3.職場環境は居心地がよいですか?

今の職場環境はあなたの肌に合っていますか?

肌に合うとは、人間関係が円満であるだけでなく、仕事に対する姿勢や方向性なども含まれます。

たとえばあなたが向上心に溢れているのに対し、周りが向上心のない人ばかりの職場環境では、やりづらさを感じるのではないでしょうか。

また騒がしすぎるや狭すぎるなどはありませんか?単純な環境面での居心地もHSPさんにとっては重要です。

HSPが適職を見つけるための手がかり


HSPが適職を見つけるための手がかり、コツはこちらの4つです。

POINT

  • HSP気質と得意・不得意は異なると理解しよう
  • 自分の強みをハッキリさせよう
  • 自分の苦手もハッキリさせよう
  • 仕事とプライベートは切り分けよう

適職を見つけるためには、まず自分のことをよく知る必要があります。

ここからは詳細を解説しますので、お時間のある方は紙とペンを用意して、自己分析をしてみてください。

HSP気質と得意・不得意は異なると理解しよう

そもそもHSPとは、生まれつきもった気質です。環境によって後天的に作られたものではなく、変えられるものではありません。

そしてHSP気質であるとは、あくまでも何事においても敏感であるというだけのもの。「HSPだから○○が得意、不得意」というものではないのです。

もちろん生まれつきもった気質によって、ある程度の傾向はあります。しかし感受性の高いHSPなら誰もが、本や映画の感想を述べるのが得意なんてことはありません。

あなたがもしも感想を述べるのが得意なのであれば、それは生まれ育った環境や、あなたの努力によって培われてきた能力です。

まずはこのように、気質と能力による得意・不得意は別であることを理解しておいてください。

つまり「HSPだから接客業はダメ」や、「HSPだからカウンセラーが向いている」といったこともないのです。

HSPのではなく、あなた自身の適職探しをしましょう。

自分の強みをハッキリさせよう

まず自分の強みを自覚することから始めましょう。

強みがパッとは思いつかないようであれば、はじめは好きなものを思いつくまま紙に書き出してみてください。

このときのコツとしては、名詞ではなく動詞で書き出すことです。「小説」ではなく「小説を読むこと」「小説を書くこと」などとしましょう。

ザッと好きなことを書き出したら、それのどこが好きなのかを細分化してみてください。たとえば「小説を読むこと……物語が好き、本の肌ざわりが好き」などです。

こうして細分化を進めていくと、自分の強みや特に関心を持っていることが明確化していきます。

強みや関心が明確化するほど、「自分が本当にしたいこと(=HSPにとっての適職)」が分かってくるはずです。

自分の苦手もハッキリさせよう

自分の苦手も明確にしておきましょう。これも名詞ではなく動詞で思いつくことから書き出し、あとから細分化していきます。

そして重要なのが、その苦手が努力で克服できるものなのかどうかの見極めです。

HSPさんは根が真面目なため、「苦手はすべてなくそう」としてしまいがちですが、克服を諦めてよい苦手は必ずあります。

たとえば人より疲れやすいやびっくりしやすいなど、HSP気質による影響が大きい苦手は、諦めてよいものです。

諦めるというよりは、そんな自分を受け入れるといったほうが正しいかもしれません。生まれつきのものだから変わらないし、仕方がないと開き直ってしまうのもひとつの手です。

何にせよ苦手は克服すべきという考えは捨てましょう。そして「苦手を抱えていても居心地よくいられる環境(=HSPにとっての適職)」は、どんなものかを考えてみてください。

仕事とプライベートは切り分けよう

HSPさんは、非HSPさんよりも疲れやすい傾向にあります。そのため非HSPさんよりも心と体の休息が重要です。

家に仕事を持ち込む必要がある、休日が不規則などといった仕事は避けたほうがよいでしょう。

なおどのくらいの休息が必要かは、同じHSPでも人によって異なります。自分にとって丁度よいペースを模索してみてください。

HSP×○○は適職?職業ごとのメリット・デメリットをチェック


ここからは余談ですが、HSP×接客業やHSP×営業など、職業ごとに適職かどうかを解説します。

筆者が経験したことのある職業のみの解説ですが、先にもお話したとおり、「HSPだから○○が向いている、向いていない」なんてことはありません。

あくまで筆者ならではの見解ですので、参考程度に目を通してみてくださいね。

HSP×接客業

適職ではない、不向きだと言われがちの「HSP×接客業」ですが、筆者は大好きな職業です。

HSPの細かなところまでよく気づく点は、接客においても同僚のフォローにおいても、強みになります。

お客さんと直に接することができ、喜んでもらえることも多いため、やりがいにも直結しやすいでしょう。

ただHSPの苦手な臨機応変を求められる場面が多いほか、傍若無人なお客さんはどこにいってもいるものです……。

たとえ自分が悪い訳ではない理不尽なクレームでも、怒鳴られれば、HSPさんの多くがどん底レベルで落ち込むのではないでしょうか。

とはいえやはり筆者はそれでも接客業が好きなぐらいには、適職だと思っています。

職場環境に恵まれれば、苦手によるストレス以上の達成感や喜びは得られやすいのではないでしょうか。

HSP×営業

自分が自信をもって勧められる商品の営業であれば、「HSP×営業」は適職となる可能性があるかもしれません。

嘘をつけない良心的すぎる人が多いHSPですので、その誠実かつ親身な姿勢にファンがつく可能性も高いでしょう。

ただし逆にまったく興味のない商品、よいと思えない商品の営業だと、モチベーションが上がらないのは必至です……。

また営業には、ノルマがつきもの。ノルマに対する会社の方針や、人間関係がギスギスした職場だと、HSPさんには厳しいと思われます。

HSP×カウンセラー

「感受性が高いHSPにカウンセラーは適職だ」と多くのサイトで言われていますが、筆者はあまりそう思いません。

HSPは自分と他人との境界線が薄いため、そのあたりをトレーニングで上手いことコントロールできるようになってからでないと、厳しい仕事ではないでしょうか。

筆者もカウンセラー経験がありますが、まれに相手の感情を真正面から受け止めすぎて、こちらまで落ち込んでしまうことがありました。

また相談が終わったあとに「もっとなにか伝えられたのではないか、もっと気持ちを楽にできたのではないか」、と。お金をもらって仕事として相談を受けているからこそ、自分の至らなさに反省することも多くありました。

ただ私が相談をする立場であれば、親身に受け止めてくれるHSPさんっていいなあと思うんですけどね。

HSP×自営業(フリーランス)

「HSP×自営業(フリーランス)」は、適職だと思っています。なぜなら仕事量も人との交流も、自分でコントロールできるからです。

私自身も数年前から自営業(フリーランス)一本でやっていますが、圧倒的にストレスは減りましたね。

ただ自営業(フリーランス)は、自分のペースを見極めるまでが大変かもしれません。自分がどのくらいの時間なら集中して働けて、どのくらいの休みが必要なのかなど、見極めるまでは働きすぎてしまうHSPさんも多いのではないでしょうか。

HSP×事務

実際にやってみるまでは、「接客業よりも落ち着いて仕事ができそう」「業務中はほとんどパソコンと向き合ってるしストレスも少ないのでは」と思っていた事務。

しかしいざ始めてみると、接客業よりも人に気を遣う仕事だと感じました。同僚や上司とのやりとりが、接客業よりも密なんですよね。

お客さんに気を遣うよりも、同僚や上司に気を遣うほうがあれこれと気を揉んでしまうHSPさんは、少なくないのではないでしょうか。

また作業中に電話対応や急ぎの案件が入るなど、臨機応変が求められる場面も多々です。

以上のことから、筆者は「HSP×事務」を適職と考えてはいません。ただし仕事内容や環境次第では、大きく変わる仕事だとも思っています。

HSP×仕分けなど単調作業

やりがいが感じられない仕事は不向きとされるHSPですから、単調作業は適職と言いづらいところです。

少なくとも長期間続けるのは、なかなか難しいのではないでしょうか。

ただ比較的ストレスは少ないため、短期や超短期バイトで入ってみるのはありかもしれません。

あなたが仕事に合わせる必要はなし!自分に合った仕事を探そう


HSPさんはとても真面目な方が多いため、一度はじめた仕事は最後までやり抜こうとします。

しかし向いていない仕事は辞めても構いません。適職を探しましょう。それは逃げではなく、ひとつの選択です。

苦しさや辛さに耐える必要はありません。無理なく続けられる仕事や職場をぜひ見つけてください。

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