topTOP 面接対策 【転職面接】自己紹介はプレゼン!評価を下げるNGポイントも紹介

【転職面接】自己紹介はプレゼン!評価を下げるNGポイントも紹介

面接対策 2019.09.20

転職の面接で、「自己紹介」をすることは非常に多いです。
そして、大切な面接時間を割いて自己紹介をさせることからも、面接官は自己紹介の内容から転職者を間違いなく評価しています。

しかし、志望動機や自己PRの準備に追われ、自己紹介の準備をしないまま面接に臨んでしまう転職者は少なくありません。
逆にいうと、自己紹介をしっかり準備すれば、ほかのライバルから1歩抜け出すことができます。

これまで転職を2回してきた私の経験をもとに、自己紹介で評価されている点とNGポイントを、例文を伝えつつ紹介します。

「これまで自己紹介を意識していなかった……」という人でも、すぐに実践できる内容になっています。自己紹介の不安を減らしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

転職面接の自己紹介は「プレゼン」

結論からいうと、面接官が自己紹介をさせる理由は「プレゼン能力」を見るためです。

面接の自己紹介は、短い時間で「自分」を知ってもらうためのものです。
つまり、プレゼン能力を知るには絶好の質問なんですね。

ちなみに、プレゼン能力は、どんな社会人でも必須のスキルです。
営業であれば、クライアントへわかりやすく商品を説明する力が必要です。内勤であっても、社内の関係者とのミーティングなどで、端的に伝える力は必要になってきます。

プレゼン能力があることを伝えるためには、以下の2つを意識して話すようにしましょう。

・1分以内で話す

・最も伝えたいことだけ盛り込む

それぞれ、説明します。

1分以内で話す

1分以内で話すことは、自己紹介において必ず意識してください。
だらだらと長く話すと、「頭のなかが整理できていない」と判断されてしまいます。一方で、1分で話せると、「要点をしぼって的確に伝えられる人」として評価されます。

「1分だとほとんどアピールできない」という声も聞きますが、そもそも自己紹介は「エピソードをアピールする場」ではありません。
自己紹介でアピールするのは、あくまで「プレゼン能力」です。つまり、端的に伝えるチカラです。

スキルや入社意欲などは、面接のなかでアピールできます。まずは、プレゼン能力が見られていると考え、自己紹介は1分で話すことを意識しましょう。

最も伝えたいことだけ盛り込む

自己紹介でプレゼン能力をアピールするには、「端的に話すこと」も必要です。

プレゼンで、事実だけを淡々と伝える人っていませんか?
こういった人は、すべてを伝えようとしてしまうので、重要なポイントがかえって埋もれてしまいます。

そこで、自己紹介には、面接官から最も質問してほしいことだけを盛り込みましょう。
たとえば、「部内で表彰を受けた」「経理システムを全社で統一した」といったようなことです。重要なことだけを盛り込むことで、面接官にしっかり響く自己紹介になります。

ちなみに、自己紹介では、実績にサラッと触れておくことも大切です。なぜなら、それを聞いた面接官が気になって、面接のなかで質問してくれることがあるからです。つまり、面接官の興味を引きつけておくことができます。

自己紹介は、あれこれアピールしたくなってしまうものです。しかし、伝えることをひとつに絞ることで、重要なポイントが明確になり、面接官の興味を引きつけられるメリットがあることは押さえておきましょう。

 

自己紹介で盛り込むべき内容

自己紹介写真

自己紹介では、以下のA~Eを必ず盛り込みましょう。

【A】面接に呼んでいただいたお礼
【B】会社名、氏名
【C】簡単な経歴
【D】最も伝えたい実績
【E】締めの挨拶

実際に、私が面接で話していた自己紹介をもとに解説します。

実際に転職面接で話していた自己紹介

【A】本日は、貴重なお時間を頂戴しましてありがとうございます。

【B】○○株式会社から参りました、田中拓也と申します。

【C】○○株式会社には新卒で入社しまして、俳優さんのアテンドやスケジュール調整といった現場仕事を2年経験し、人事部に異動後は、新卒採用担当として、自社初のインターンシップの立ち上げに携わりました。現在は財務部にて、全社の資金管理や投資計画の策定、金融機関との借入金の交渉を行っております。

【D】人事部に在籍していたときは、「内定辞退防止策」を立案し、結果として内定辞退者ゼロという結果を残すことができました。

【E】本日は宜しくお願いいたします。

【A】面接に呼んでいただいたお礼

まずは、面接に呼んでいただいたお礼を伝えます。会社でプレゼンをするときも、「本日は、お集りいただきありがとうございます」と、必ずお礼を伝えますよね。

お礼を伝えることで誠実なイメージも与えられるので、忘れないようにしましょう。

【B】会社名、氏名

次に、会社名と氏名を伝えましょう。

気をつけたいのが、「株式会社」を抜かしてしまうことです。とくに、面接官がラフな雰囲気で、「リラックスして大丈夫ですよ」と言ってくれる面接は要注意です。気が抜けると、言葉づかいが雑になる可能性があります。

「細かいところも評価されている」ということは、どんな面接でも常に意識しておきましょう。

【C】簡単な経歴

次に、簡単な経歴を伝えます。私の場合は、3つの部署を経験していましたが、1つの部署の仕事を1文ずつにまとめて準備していました。

ちなみに、転職経験がある方は、前職の仕事内容はサラッと伝えましょう。面接官が聞きたいのは、いまの会社のことです。「これまで1回転職していまして、前職では営業として、千葉方面のクライアントを担当していました。現職では~」といったように、前職のことは細かく話さなくて大丈夫です。

【D】最も伝えたい実績

そして、最も伝えたい実績を話します。ポイントは、「志望する仕事と近い実績を話すこと」です。

私の場合、人材紹介会社の転職アドバイザー職を志望していました。そのため、人事部の新卒採用経験を自己紹介に盛り込んでいました。なぜなら、「人材という点で親和性を示す」「人事系の仕事に関心が高いことを伝える」といった意図があったからです。そのため、面接を受けていたときは財務部に在籍していましたが、自己紹介では財務部での実績は伝えていませんでした。

現職で営業をしている方で、転職先でも営業をしたい方の場合、自己紹介で伝えるべき実績は「営業成績」になるでしょう。また、私のように未経験の仕事にチャレンジする方は、これまでの仕事経験から、次の仕事と親和性の高い実績を伝えるようにしたいですね。

【E】締めの挨拶

最後に、「本日は宜しくお願いいたします」と締めましょう。

自己紹介のあいだは、しっかり背筋を伸ばして、面接官の目を見て話すなど、礼儀を尽くすことも大切です。ちなみに私は、就活の面接をイメージして自己紹介を話していました。

社会人になると、礼儀やマナーを徹底するといった場面が意外と少なくなりますよね。しかし、面接の場では、礼儀やマナーが面接官の印象を左右するといっても過言ではありません。「やりすぎじゃない?」と思うくらいで、ちょうど良かったりします。

自己紹介の中身を考えるのも大切ですが、話す雰囲気も含めて評価されていることは意識しておきましょう。

こんな自己紹介はNG

NG ビジネスマン

自己紹介で気をつけたいNGポイントを紹介します。以下の3つです。

・長く話してしまう
・志望動機を話してしまう
・性格・趣味を話してしまう

あらかじめ知っておけば、本番の面接では失敗しないで済みます。
ひとつずつ見ていきましょう。

長く話してしまう

長く話してしまうのは、自己紹介で非常に多い失敗です。

面接官は、転職者のことを知ろうと、質問をいくつか用意しています。しかし、自己紹介が長すぎると、面接官は質問を減らさなくてはいけません。結果として、転職者が自分をアピールする時間が減ってしまいます。つまり、自分で自分の首を絞めてしまうんです。

「自己紹介をしてください」と言われたら、基本的に「1分以内」で答えるようにしましょう。
「3分でお願いします」と言われた場合、必ず3分以内に終わらせるようにしてください。

面接は、だれでも緊張します。私も緊張してしまう性格だったので、話している途中に頭が真っ白、ということが何回もあります。しかし、短く話すことを意識したら、面接官と話が弾んだことがありました。話し足りないところは、面接官が質問してくれたんですね。長く話して一方的なコミュニケーションになるよりも、面接官から質問されて答える、という双方向のコミュニケーションを取れると、面接がうまくいき始めます。

自己紹介からエンジン全開でアピールしたくなる気持ちもわかりますが、自己紹介の目的は「プレゼン能力」を示すことです。アピールは、面接のなかですることにして、自己紹介はとにかく端的に、短く話すことに集中しましょう。

志望動機を入れてしまう

自己紹介に志望動機を入れてしまうのも、よくあるNGポイントです。

志望動機は、しっかり話すと、どうしても1分以上かかってしまいます。そのため、自己紹介に志望動機を入れてしまうと、自己紹介が長くなってしまうんです。反対に、自己紹介のなかに志望動機を短く入れてしまうと、志望理由が浅く聞こえてしまいます。

面接官は、「なぜウチの会社なのか?」「ウチで何をしたいのか?」「将来のキャリアプランは?」といった志望動機に関わることは、非常に気になります。そのため、転職者としてはしっかり練りこんだ志望動機を答える必要があります。つまり、志望動機は、自己紹介の短い時間のなかに入れ込めるようなものではないんですね。

面接では、必ずと言っていいほど志望動機を聞かれます。そのため、志望動機をあえて自己紹介に入れる必要はありません。

性格・趣味を話す

性格や趣味も、自己紹介に入れなくて大丈夫です。

性格に関しては、そもそも面接官が判断するものです。たとえば、「縁の下の力持ちとよく言われます」と面接官に伝えたところで、面接官としては信じるすべがありません。

趣味に関しても、自己紹介で伝えることではありません。たとえば、「野球が趣味です」と伝えて、面接官も野球が好きだった場合、面接が盛り上がることはあるでしょう。

しかし、中途採用は、「即戦力として働ける人材か」という点があくまで重視されます。そして、趣味からは、その人が会社で活躍できる人物かどうかは判断できません。

結局のところ、性格や趣味に関しては、面接官がほしい情報ではないんですね。求められてもいないのに、”自分語り”を始めてしまうと、評価を下げられてしまう可能性もあります。そのため、まずは求められていることに答える、そして聞かれたら答える、といった「面接の基本」を徹底するようにしましょう。

自己紹介を準備するときのポイント

面接 エージェントへの依頼

自己紹介を準備するときのポイントを紹介します。以下の3つです。

・丸暗記しない
・3分バージョンも用意しておく
・転職エージェントに面接練習を依頼する

私は、1回目の転職で10社ほど面接を受けましたが、6~7社で自己紹介をしました。
つまり、面接では、高い確率で自己紹介をすることになります。逆にいうと、何を質問されるかわからない面接のなかで、自己紹介だけは準備できるんですね。

ポイントを踏まえて準備することで、よりクオリティの高い自己紹介を話せるようになりましょう。

丸暗記しない

自己紹介を準備するときに気をつけたいのが、丸暗記しないことです。どんなに準備しても、面接は緊張します。そのため、一言一句覚えても、練習通りにいかないことは往々にしてあります。むしろ、細かく覚えれば覚えるだけ、「練習通りに話せるかな……」と自分にプレッシャーを与えかねません。

ポイントは、「自己紹介で盛り込むべき内容」について、それぞれキーワードだけ覚えておくことです。

たとえば、私の自己紹介では以下だけを覚えていました。

【A】面接に呼んでいただいたお礼:「本日は」
【B】会社名、氏名:「会社、名前」
【C】簡単な経歴:「現場→人事→財務」
【D】最も伝えたい実績:「内定辞退防止」
【E】締めの挨拶:「よろしくお願いします」

このように「見出し」だけ覚えると、覚えることが少ないので、一言一句覚えるよりもキツくありません。また、「機械的な話し方」になるリスクも減らせます。

3分バージョンも用意しておく

念のため、「3分バージョンの自己紹介」も用意しておくと安心です。多くの面接では、「1分以内で」と条件がついたり、時間制限がない場合は「1分以内」で話すのがセオリーだったりします。

しかし、なかには「3分でお願いします」と面接官から言われることもあります。私も1回だけ「3分程度で」と言われたことがあります。ちなみに、「2分」は中途半端なのか、言われたことがありません。

3分の場合は、「志望動機」を盛り込んでも大丈夫です。「スキルを、どういった仕事で活かしていきたいか」「御社を志望する理由」の2点を伝えると良いでしょう。

また、「2分30秒くらい」で終わらすことを意識してください。面接は緊張もあり、想像よりも長く話してしまうことが多いからです。

ちなみに、1分というのは、文字数でいうと「300字」といわれています。 つまり3分だと、900字。これは原稿用紙2枚以上です。面接官からすると、原稿用紙2枚分の話をされると、どうしても飽きてしまいます。

「3分でお願いします」と伝えた以上、最後まで聞く姿勢は保っていると思いますが、実際は右から左に流していることも少なくないでしょう。そのため、3分の場合は「750~800字」を目安につくるようにしてください。1分の場合は、「250~300字」が目安です。

転職エージェントに面接練習を依頼する

自己紹介をつくったら、実際に話してみることも大切です。録音して自分で聞くのも良いですが、私は転職エージェントの担当者に面接練習をしてもらっていました

模擬面接といえども、実際にノックをしてドアに入り、席に座るだけで、一気に緊張します。そして、私の場合は「話が長い」と指摘を受け続けました。自分で練習しているときは、話の長さをまったく気にしていなかったので、「指摘を受けないで本番の面接に臨んでいたら……」と考えると、模擬面接をしておいて正解でした。

自己紹介や、面接の受け答えが不安な場合は、転職エージェントの担当者に模擬面接をお願いしてみましょう。

自己紹介は、伝えることを絞って臨もう

自己紹介は、要点を絞って伝えることや話す中身が大切です。しかし、長く話せば良いものでもありません。

そこで意識したいのが、端的に、簡潔に伝えることです。

そして、その人の「プレゼン能力」がわかってしまうことからも、自己紹介はしっかりと準備するに越したことはありません。

この記事を参考にしていただき、面接で良いスタートを切れるように準備を重ねていきましょう。

pagetop