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元転職エージェントが語る 転職面接の結果が遅い理由はこれだった!

転職面接の結果が遅い理由を解説!連絡がこない時にすべきことも紹介

面接対策 2019.09.30

転職の面接が終わり、結果を待つ時間はイヤなものです。

2日、3日経っても結果が返ってこなく、「不採用なのかな……」と不安が募ることもあるでしょう。

 

しかし、面接の結果が遅いことは、転職活動ではよくあることです。

今回は、筆者の転職エージェントでの勤務経験をもとに、転職の面接で結果連絡が来る平均期間や、連絡が遅くなる理由とともに、結果を待っているときにすべきことをお伝えします。

転職面接の結果を1週間待つのは「ふつう」

面接が終わったその場で、面接の結果を言い渡されることもあります。

一方で、2~3日経っても連絡が来なくて、不安に思うこともあるでしょう。

しかし2~3日でも、実は早いほうです。事実として、「1週間待つこと」も“ふつう”といえます。

リクナビNEXTが企業の採用担当者300人に聞いたアンケート調査では、このようなデータが出ています。

7日以内に連絡すると答えた企業が56.7%、10日以内に答える企業は15.3%にのぼる

引用元:転職面接の結果が遅いと不採用?時間がかかる理由と結果が遅い時にやっておけること

ちなみに私は、初めての転職で約10社の面接を受けましたが、結果の連絡を1週間待った企業は3~4社ありました。

すべて通過していましたが、それでも1週間待つことがあります。

「1週間も待って結果がこないと、もうダメなのかな……」と落ち込んでしまう人は多いですが、面接結果を1週間待つことは珍しいことではありません

そして、場合によっては2週間以上待たされることもあります。

 

面接結果が2週間以上来ないこともある

前述の調査によると、2週間以内に結果の連絡をする企業が3.7%、そして0.3%とわずかではありますが、2週間後に連絡する企業も存在することがわかりました。

私が転職エージェントで担当していたクライアント企業のなかには、面接の選考結果を出すための社内調整が難航し、1次面接の通過連絡が3週間後にきたところもあります。

私の経験上、とくに最終面接の結果連絡を1週間待つことは“ふつう”です。

「2~3日で結果が来るだろう」と思わず、「1週間は待つだろうな」と気楽に構えているほうが、心に余裕が生まれるでしょう。

結果を待つ間には何をすればいい?

面接結果の連絡が遅くなるのはよくあること。気を長くして待ちましょう。

とは言っても、結果を待っている間に何かしていないとソワソワしてしまいますか?そんな方に、3つの「すべきこと」をご紹介しています。

面接結果を待つ間にすべき3つのこと

転職面接の結果がくるのが遅い理由

面接結果がくるのが遅い理由は、「企業側の事情」と、転職エージェントを利用している場合は「転職エージェント側の事情」の2つに分けられます。

まずは、「企業側の事情」から見ていきましょう。

 

面接結果が遅れる企業側の理由

面接結果について話し合う人たち

面接の結果が遅れる、企業側の理由は主に2つです。

面接結果が遅れる企業側の理由

  • ほかの面接者と足並みを揃えている
  • 最終面接の場合は社内稟議に時間がかかっている

企業は、新卒採用より、中途採用のほうが慎重になる傾向があります。採用者1人あたりにかける費用が異なるからです。

例えば、年収300万円で採用する新卒社員より、年収500万円で採用する中途社員のほうが、企業にとっては「投資額」が増えます。

そのため、面接者を通過させるかを慎重に協議するため、結果の連絡が遅れる、という背景があります。

 

ほかの面接者と足並みを揃えている

企業の中途採用には、

  • 現在勤務している社員の退職等の都合で後任を探す場合
  • 新規事業や業務拡大などに対応するため、新しい業務を担当する社員を探す場合

の2通りがありますが、どちらの場合も、採用枠は「1つ」しかないことが多いです。

そのため企業としては、有力な候補者が複数いた場合、比較検討して面接結果を決めたいという心理が働きます。

たとえば、Aという候補者を面接した1週間後に、Bという候補者の面接があるとします。

この場合、企業はBの面接が終わってから、両者を比較検討したあとにAに面接結果を伝えます。

つまりAとしては、面接結果を1週間以上待つことになります。

実際に、私が転職エージェントで担当していた企業の方から、「別の候補者と比較して結果を出したいから、結果の連絡は待ってほしい」と言われたことは何度もありました。

中途採用は、新卒採用とは違い、募集内容に興味を持つ転職希望者がいつ応募してくるか分かりません。

そのため、同じポジションでも面接日が1週間以上ちがうことは珍しくありません。

とくに最終面接は、企業が最も慎重になる場面です。

選考に残っている候補者が複数いた場合、それぞれの面接日と面接日の間がかなり空いていたとしても、候補者全員とあっておきたいと考えるのが企業の採用担当者の心理というものです。

そのため、はじめに面接した人は、最後に面接する人を待つことになります。

また、最終面接の合格者が決まったとしても、企業内で稟議が回るのが遅ければ、さらに転職エージェントへの合否連絡が遅くなることがあります。

 

最終面接の場合は社内稟議に時間がかかっている

企業にとって、採用は「投資」です。

そのため、最終承認者の決裁を取るために、稟議が必要になることが往々にしてあります。

ちなみに、私がサポートした転職者のなかで、外資系企業に内定した方がいましたが、内定の連絡があるまで1週間待ちました。

海外出張中の外国人役員の帰国を待たないと、最終決裁が下りなかったからです。

稟議が回るのが遅いと、内定の連絡も比例して遅くなります。

とくに大企業になればなるほど、承認フローが何段階もあり、稟議が最終決裁者まで届くのが遅くなる傾向があります。

最終面接は、結果の連絡がとくに遅くなる可能性があることは覚悟しておきましょう。

結果を待っている間に「すべきこと」はこちら

 

面接結果が遅れる転職エージェント側の理由

必死に仕事するエージェント

面接の結果が遅れる、転職エージェント側の理由は主に2つです。

面接結果が遅れる転職エージェント側の理由

  • 企業と採用結果について交渉している
  • 落胆を抑えるために次の応募企業を探している

転職エージェントに紹介された企業に応募した場合、選考結果の連絡は転職エージェントの担当者から伝えられます。

つまり、企業から結果の連絡を先に聞くのは、担当者ということです。

そのため、転職エージェントの担当者によって、応募者に選考結果の連絡をするタイミングが異なる場合があります。

担当者のなかには「合格にならないですか?」と企業と交渉する人もいるので、連絡が遅れることがあります。

 

企業と採用結果について交渉している

私が転職エージェントで働いていたとき、「面接の不合格」を「合格」に変えた同僚がいました。

担当していたCさんの不合格理由を企業から聞くと、「転勤ができないから」というものだったそうです。

しかし、同僚がCさんと面談したとき、「関東圏なら転勤できる」と聞いていました。

そこで、「いや、Cさんは関東圏なら転勤できますよ!」と企業に伝えると、「転勤が完全にNGだと思ってました」と“認識のちがい”があったことがわかり、「合格」に変わったということです。

 

実は、企業の採用担当者は少しでも良い人材を採用したいと、複数の転職エージェントから応募者を募っていることも珍しくありません。

そのため、選考の過程で、応募者の情報についての”認識違い”が発生してしまうことも残念ながらあるのです。

でも、そのような場合にエージェントの担当者が不合格理由を確認してくれることによって認識違いの不合格を防げる場合もあるということですね。

このケースは、サポートしている人のために行動したことで、結果の連絡が遅くなるというものです。一方で、担当者都合で結果の連絡が遅くなることもあります。

 

落胆を抑えるために次の応募企業を探している

一般的に、転職エージェントの担当者には、売上のノルマがあります。

サポートした人の内定によって発生する成果報酬がエージェント担当者のノルマの達成に直結する場合が多くあります。

そのため、ノルマや成果報酬のことを考えれば、「サポートしている人をひとりでも多く抱えておきたい」「多くの人の転職を確定させたい」というのが、エージェント担当者の本音でしょう。

しかし、対象者が増えすぎてサポートが行き届かなくなり、担当者としての信頼を失い、サポートしていた人が離れて行ってしまうかもしれません。

 

たとえば、面接で不合格だったときに「担当者のサポートが足りなかったから落ちた」と不信感を感じ、それ以降サービスを使わなくなる人は意外に多いものです。

そのような状況をできるだけ避けてサポートしている人の信頼を保つため、不合格の知らせを受けてもすぐにそれだけを伝えることはせず、新たにその方が応募可能な求人を先に探すのです。

なぜなら、面接の結果が不合格だったことだけを伝えるよりも、同時に別の応募案件があることを伝えられるほうがサポートしている人との信頼関係を保つことにつながりますし、同時に担当者自身のノルマ達成への道をつなぐ可能性が高くなるからです。

 

サポートされる側からすると、「結果をはやく教えてくれ!」と思うのが当然です。しかし担当者のなかには、信頼を落とすことを恐れるあまり、結果の連絡を後回しにする人もいることは、頭の片隅に入れておきましょう。

 

転職面接の結果を待っているときにすべきこと

電車を待っている男性

結果を待っている時間を有意義に使えると、転職活動を効率的に進めることができます。

以下の3つを実践してみましょう。

  • 内定した場合に入社するかを考えておく
  • 不採用の場合に備えて応募企業を増やしておく
  • 転職スケジュールを余裕あるものに見直す

面接の結果を待っているときは、不安になるものです。

しかし面接が終わった以上、あとは自分を信じて結果を待つだけ、というのも事実です。

そこで、「結果が出ないこと」を悩むのではなく、「結果が出たあと」のことを考えるようにしましょう。

とくに、内定が出た場合のことを考えておかないと慌てることになるので、注意が必要です。

 

内定した場合に入社するかを考えておく

最終面接の結果を待っているときは、内定をもらうことを前提に次のことを考えておきましょう。

CHECK

  • 内定承諾を、そもそもするか?
  • ほかの企業も受けている場合、それらの選考は辞退するか?
  • 現職の退職日をいつにするか?
  • 退職交渉や引継ぎの期間はどれくらい必要か?

最終面接で内定の連絡があった場合、企業から「内定を承諾しますか?」と聞かれます。

ワークポートが実施した「採用担当者の意識調査」によると……

内定を出してから承諾の返答まで「5~7日待つ」と回答した企業が、約半数の45%にのぼることがわかりました。

引用元:ワークポート「採用担当者の意識調査」

内定をもらってから返事をするまでに5~7日もあれば、決断には十分だと思われるかもしれません。

しかし、実際に転職をする場合、1週間という期間は想像以上に短く感じるはずです。

この短い期間で、後悔しない選択をしないといけません。

また、内定を受諾したあとは、退職交渉など、次の会社に移るための準備をすぐに始める必要があります。

そのため、面接結果の連絡を待っているあいだに、「内定をもらったときのシミュレーション」を必ずしておきましょう。

ちなみに、「2次面接が終わって、次は最終面接だ」と思っていたのに、企業からの評価が非常に高く、「最終面接を飛ばして内定」というケースも見てきました。

いつ面接結果がきても焦らないように、

  • どのような条件が満たされる場合は内定を承諾する
  • どのような条件が満たされない場合は内定を承諾しない

という「内定をもらったときの判断基準」を具体的に考えておくことが大切です。

最終面接で直接内定を言い渡されたら、どうすればいい?

まれに、最終面接の現場で面接官などから直接「あなたは内定です」と言い渡されることがあります。

こうした場合の受け答えには、2つのパターンがあります。

  • 内定を保留する
    他の企業の選考も進んでいるなどの理由で、内定を受けるか一度考えたい場合には、その旨を伝えます。
    「この度は誠にありがとうございます」という感謝と一緒に、他社の選考を並行して受けていることを伝え、回答を待ってもらうようにお願いしてみましょう。
  • その場で内定を受け入れる
    志望度の高い企業の場合には、その場で内定を承諾しても良いでしょう。
    感謝の気持ちと、入社後に努力・活躍する意気込みを伝えるとベターです。

 

不採用の場合に備えて応募企業を増やしておく

不採用になった場合のケースを考えておくことも必要です。

面接の合否には、企業側の様々な要因の影響を受けるものです。

必ずしも応募者のスキルや面接でのパフォーマンスだけで合否が決まるとは限らないのが実情です。

その意味で、不採用になる可能性を冷静にとらえて、次の行動をとることも大切です。

具体的には、結果を待っているあいだに、ほかの企業に積極的に応募しておきましょう。

なぜなら、不採用の連絡がきたタイミングで、応募していた企業の書類選考結果がくることがあるからです。

つまり、タイムラグなく、次の企業の選考にスムーズに臨めます。

 

転職活動は、時間が空いてしまうとリズムが崩れることがあります。

不採用の連絡がきたあとに次の応募企業を考えるのは、気持ちも乗りません。

ですが、あらかじめ同じタイミングで2社以上の企業への応募しておけば、仮にそのうちの1社から不採用の連絡を受けても、「ああ、この会社とは縁がなかったな」と受け止めて、別の企業の選考プロセスの対策に気持ちを切り替えやすくなります。

 

転職スケジュールを余裕あるものに見直す

面接結果の連絡を待っているあいだに転職スケジュールを改めて見直しておきましょう。

転職活動の期間は、一般的に「3か月」といわれています。そのため、転職を始めるときに、3か月後の退職を目指してスケジュールを立てる人は少なくありません。

しかし、面接の結果が返ってくるのが遅いことで、3か月以上になることは往々にしてあります。

私は、初めて転職したとき、「結果の連絡が遅れる可能性があること」を想定していませんでした。

そのため、3か月で立てていた転職スケジュールを、途中で4か月に組み直したことがあります。

たとえば、現職の繁忙期を避けて転職活動をしていたけれど、面接の結果が返ってくるのが遅かったために、面接が繁忙期にかかってしまうこともあるでしょう。

この場合、現職が忙しいなか面接をすることになるので、業務量を調整する必要が出てきます。

面接の結果を待っている時間は、転職スケジュールを見直す時間にあててください。

おすすめは、面接の結果がくる期間を、「1週間」にして組み直すことです。余裕をもった計画を立てることで、焦らずに転職活動を進めることができます。

 

転職面接の結果の問い合わせ方

スマートフォンの電話画面

面接の結果がこないと、選考状況だけでも知りたくなるものです。

結論として、1週間待っても結果が返ってこなかったら、問い合わせて大丈夫です。

また、「いつまでに連絡します」と言われたのに、その期日を過ぎても連絡がなかった場合は、問い合わせてみましょう。

以下の2つのパターンを紹介します。

  • 企業に直接問い合わせるとき
  • 転職エージェントの担当者に問い合せるとき

メールの例文もそれぞれお伝えしますので、参考にしてみてください。

 

面接結果を企業に直接問い合わせるとき

企業に直接問い合わせるときのポイントは、「マイナスポイントをつくらないこと」です。

なんの配慮もなしに問い合わせると、印象を悪くする可能性があるので注意が必要です。

以下のメール例文を参考にしてみてください。

メール例文

○○株式会社
人事部 ○○様

平素、大変お世話になっております。
8月30日(金)に貴社の2次面接を受けさせていただきました、田中太郎と申します。

その節は、貴重なお時間を頂戴いたしまして、
誠にありがとうございました。

つきましては、面接時にお伺いしました「選考結果の連絡日」が過ぎているようですので、
念のため、確認までご連絡をさせていただきました。

ご多忙の折、大変申し訳ございませんが、
ご状況だけでも結構ですので、教えていただけますと幸いでございます。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

面接結果を転職エージェントの担当者に問い合わせるとき

転職エージェントの担当者に問い合わせるときのポイントは、「志望度が高いこと」を伝えることです。

担当者によっては100人近い転職者をサポートしています。

そのため担当者によっては、日々の忙しさから選考状況について企業に問い合わせるタイミングが遅れることもあるかも知れません。

そこで、「転職を真剣に考えているので、結果をはやく知りたいです」と伝えてみましょう。

転職するか迷っている人をサポートするより、転職意欲が高い人をサポートしたほうが、担当者の売上につながります。

転職に前向きな姿勢を示すことで、対応する優先度を上げてくれる可能性があります。

結果として、企業に早く結果を出してくれるように交渉してくれることもあります。

以下のメール例文を参考にしてみてください。

メール例文

(担当者)様

お世話になっております。
田中太郎です。

9月10日(火)に最終面接を受けました○○株式会社ですが、
その後、結果のご連絡状況はいかがでしょうか?

志望度がとても高く、拙速ながら内定をもらったあとのことを考えて、
諸々準備をしたいとも考えております。

お忙しいなか大変恐縮でございますが、
一度、ご状況だけでも教えていただけますと幸いです。

よろしくお願い申し上げます。

転職面接の結果が遅いときこそ、次の準備を忘れずに

結果が返ってこなくて「ダメなんだ……」と落ち込む時間は、非常にもったいないことです。面接の結果は、自分で動かせるものではありません。

1週間後に通過連絡がくることも”ふつう”なことを考えると、受かったあとのことを考えておくことは、非常に大切なことです。

結果が遅いことに目を向けるのではなく、そのあとの行動を考えてみましょう。

この記事を参考に、余裕をもって転職活動を進めてみてください。

監修者によるコメント

企業の採用活動には、組織の規模やそのポジションによって様々な部署や人が関係しています。

特に、ひとつの採用を決定するために社内的な調整や手配が発生するため、応募者の経験やスキル面接での対応とは全く関係のない要因で合格になることもあれば不合格になることもあります。

その意味で、面接結果とその連絡の遅れは必ずしも応募者の要因だけで決まるわけではないことを理解し、落ち着いて結果を待つようにしましょう。

  • 監修
  • 木村 千恵子

プロフィール:
20年以上外資系IT関連企業でプロジェクトマネージャーとして各種グローバルプロジェクトに従事。
2016年からフリーのキャリアコンサルタントとして、外国人留学生向けの就職支援、中小企業の従業員へのキャリアコンサルティング、外国人材の採用を検討している企業様向け採用支援、個人向け転職支援セミナーなどを実施している。
2019年から「外国人雇用の実務」<中央経済社>の著者である近藤秀将先生の行政書士法人にて、在留資格の申請手続きの現場で補助者としても活動中。

保有資格:
国家資格キャリアコンサルタント
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
EAPメンタルヘルスカウンセラー(eMC)

活動内容掲載メディア:
・ブログページ:https://www.chieko-career.net/
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・フェイスブック:https://www.facebook.com/ckimura7https://www.facebook.com/ChiekoCareer/

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