topTOP 面接対策 転職時の面接対策に!一連の流れとよく聞かれる質問10個、回答例を解説

転職時の面接対策に!一連の流れとよく聞かれる質問10個、回答例を解説

面接対策 2019.09.19

転職時の面接は、基本的に一発勝負。何度も受けることはできません。

一連の流れをしっかり頭に入れ、ポイントをおさえて、万全の準備で臨みたい所ですよね。

面接は、「アイスブレイク」「自己紹介」「転職理由の確認」「募集内容とスキルの確認」「逆質問」という流れで進行します。

よく聞かれる質問は限られてきますので、面接の流れとフェーズごとによく聞かれる質問をおさえておきましょう。

そうすれば、質問の意図を汲み取った適切な回答で、あなたの魅力を効果的に面接官へ伝えられるはずです。

そこでこの記事では、面接の流れよく聞かれる質問とともに、その回答例もご紹介します。

転職面接の流れとよく聞かれる質問&回答例

話し合う2人

転職時の面接では、一連の流れをしっかり頭に入れ、流れに応じた質問対策をしておくことをおすすめします。

転職時の面接は、以下の流れで行われます。

①導入・アイスブレイク
②自己紹介
③転職理由や志望動機の確認
④スキルやキャリアのレベル感の確認
⑤逆質問

ここからは、面接の一連の流れとよく聞かれる質問・回答例とそのポイントを解説していきます。

 

①導入・アイスブレイク

導入・アイスブレイク段階では、面接官からの質問と、その返答内容には特にこだわらなくても大丈夫です。

面接開始時には、面接官が転職希望者の緊張をほぐすため、簡単な質問を投げかけることがあります。例えば、当日の天気や季節、今住んでいる所などについてです。

敬語には気をつける必要がありますが、あくまであなたにリラックスしてもらうための雑談ですので、返答内容も当たり障りのないもので大丈夫です。

 

②自己紹介

転職時の面接での自己紹介は、いわば短時間であなたを印象づける「エレベーターピッチ」です。

話す内容に加え、わかりやすく好感の持てる話し方や振る舞いが求められます。しっかり練習しましょう。

面接官

自己紹介をお願いします。

ここでは、名前、現在の職業、簡単な経歴や志望動機などを簡潔に説明します。

この段階では、長々と説明せず端的に伝えることが重要です。詳しい志望動機やあなたの強みなどは、後ほど質問されます。

回答例

●●と申します。~~出身です。
▲▲大学の経済学部を卒業した後は、ソフトウェアベンダーにて、新規営業として7年ほど勤務して参りました。

2年前からは自分のチームを持ち、「個人プレーではなく組織としての営業」をテーマに業務改革を進めて参りました。
その過程で組織改革のプロセスに興味を持ち、組織コンサルティングをメインサービスとする御社で働きたいと思い、応募させて頂きました。本日はよろしくお願いします。


 

面接官

これまでの経験を教えて下さい。

これまでの経験を語る時にやりがちなのが、「生産管理を5年経験し、海外事業所の立ち上げを経験した後は、……」と、職務経歴を時系列で全て紹介してしまうこと。

ついつい網羅的に経験を紹介したくなりますが、面接官に興味を持って欲しいポイントに絞った方が、相手に伝わりやすく、印象が良くなります

転職先の仕事に活かせそうなポイントをひとつに絞り、培ったスキルとともに、端的にプレゼンしましょう。

回答例

自動車メーカーにて生産管理を5年ほど経験し、その後は海外事業所の立ち上げを行ってきました。
最初のミッションはラインの生産性向上だったのですが、周りのスタッフは自分よりも年上ばかりだったため、はじめの頃は私の指示など聴いてくれない状況でした。

しかし、口だけではなく、実際に自分でラインを組み立て、実践する姿を見せることで、次第に周囲の理解や協力も得られるようになりました。

生産性も前年比の15%アップし、社長賞を頂きました。
前職で培った実行力と巻き込み力は、多様な人材が集いチームワークを発揮して成果を出すことが求められる御社でも活かせると思っています。

 

③転職理由や志望動機の確認

ここでは、ポジティブな理由を伝えることが重要です。

面接官

前職を退職した理由・転職を決意した理由はなんですか?

以下の3点に注目して、話す内容を組み立てると良いでしょう。

  • これまでの経験
  • 経験を経て生まれた、もっと成長したいという想い
  • 応募先の業界・業種が、これまでの経験を活かし更に知識を深めたいと思う分野であること

退職理由や転職理由においてやりがちな失敗は、「残業が多かったから」「給与が低かったから」などと、ネガティブな理由を正直に答えてしまうことです。

あなたの本音なのかもしれませんが、面接する方としては前向きな想いをもって転職してきてほしいもの。

たとえネガティブな理由が勝っていたとしても、聞き手が受け止めやすいよう、前向きな理由に変換してみてください。

 

ポジティブな理由の場合

回答例

国内メーカーにて商品開発を4年間担当してきました。

しかし、もっと世界的なマーケットで勝負し、国際的なキャリアを築きたいと考え、御社のような世界的メーカーでの商品開発に挑戦したいと思い、退職を決意しました。

ネガティブな理由の場合(ポジティブな言い方に置き換える)

回答例

前職は労働時間が長い職場で、業務改善方法を考え提案しても受け入れられませんでした。
居心地自体は悪くありませんでしたが、合理的な意思決定がされ、若手からの提案が正当に評価される会社で働きたいと考え退職しました。


 

面接官

弊社を希望した理由はなんですか?

志望動機は、採用のプロが見れば、どこかの模範回答例の書き写しか、本人の言葉で書かれたものかすぐにわかります。

ですので、以下のポイントを意識しながら、自分の言葉で表現することをおすすめします

  • 応募企業の事業のどのようなところ興味を持ったのか。それはどんなきっかけか。
  • あなたが目指す社会の姿とその企業との親和性(関連性)をどこに見出したのか
  • あなたが目指す社会の姿を実現するために、その企業であなたは何をどのように貢献できると思うのか

回答例

御社の強みである中小企業に特化したITコンサルティングを通じ、顧客企業の生産性向上と、日本の経済発展に貢献したいと考えたからです。
中学生の頃からプログラミングに夢中になり、プログラミング大会に出場したこともあります。そのため、将来はIT業界で働きたいと考えていました。
その後、大学時代の就職活動を通じ、特に地方の中小企業の生産性向上が課題であること、生産性の低い理由としては、ICTの活用が不十分であることを知りました。
また、友人の親が経営していた中小企業が倒産してしまったこともあり、ICTの活用と生産性の向上を通じ、日本経済の活性化に貢献したいと考えるようになりました。
新卒時は、プログラミングへの興味からエンジニアとしてファーストキャリアをスタートさせました。

しかし、日本におけるICT利活用を推進するには、ITコンサルタントの職がやはり最適だと考え、転職を考えはじめました。

その中で。中小企業を対象にしたコンサルティングを強みとしている御社を知り、応募させて頂きました。

 

④スキルやキャリアのレベル感の確認

この段階では、入念な自己分析企業研究が重要です。

面接官

あなたの強みを教えて下さい。

ここでは、入社してすぐに役に立ちそうな強みをアピールしましょう。

理由は、特に転職の場合、即戦力となることが求められるからです。

返答の骨子としては、以下となります。

  • アピールしたいスキル
    応募企業の「必要な経験とスキル」のような項目に該当・関連するもので、自分が得意だと言えるスキルや特性
  • スキルを培った・発揮した実例と成果
  • 転職先の会社で役に立てること

強みとしてアピールしたいスキルには、可能な限り募集内容で要求されている知識やスキルに関連するもので、かつ自信のあるものを選びましょう。

アピールすべきスキルには、どこの職場でも通用する「汎用スキル」と、専門領域で活きる「専門スキル」があります。

基本的に、転職前後で職種が変わる場合は「汎用スキル」を、職種が変わらない場合は「専門スキル」をアピールすると良いです。

汎用スキルについて、もう少し詳しく解説しましょう。汎用スキルには、例えば以下のようなものがあります。

  • 学習能力
  • プレゼンテーション能力
  • 交渉能力
  • マネジメント能力
  • コーチング能力
  • タスク管理能力
  • 時間管理能力
  • 問題発見能力
  • 発想力

あなたの持つ汎用スキルや専門スキルは何か、転職候補の企業にマッチするか、具体例と一緒に考えてみてくださいね。

職種が違う場合(汎用スキルのアピール)

回答例

私の強みは学習能力です。
私は文系の大学を卒業しましたが、配属された部署は理系の知識が必要とされる化学系の商品を扱う部署でした。

用語や先輩方の会話内容が全くわからず、最初は苦労しましたが、まずは得意分野を作ろうと石油化学製品に特化し、業務の隙間時間や移動時間などに効率的に学習してきました。

今では社内の誰よりも製品に詳しい専門家として社内外に認知され、専門誌にも寄稿しています。
このように、私は新しい知識を学習する能力に長けています。

御社の業務は、新しいことを常に修得し続ける必要があると考えていますが、この能力は御社でも活かせると考えています。

 

職種が同じ場合(専門的なスキルや経験のアピール)

回答例

私の強みは評価制度改革の経験があることです。
人事として勤務する中、社長の勅命があり、未経験ながらも私が担当することになりました。

当初は情緒的な取組姿勢評価がメインの評価制度でしたが、目標管理制度や業績評価を導入。

評価制度の改革には社長から全社員宛にビデオメッセージを送るなどの改革への本気度を伝える施策を実行しました。

これにより、社内への浸透がスムーズに行ったと考えています。
また、ただ評価するだけではなく、管理職研修の充実や期中の1 on 1の徹底などを行いました。

これまでのアットホームな社風を維持しながらも、より業績や成果が評価され公平感のある制度へと変えることができ、業績も前年比20%超えの成長を続けています。
この経験は、御社の評価制度の運営や改善時にも必ず役に立てると考えています。


 

面接官

あなたの弱みを教えて下さい。

「弱みを教えて下さい」という質問の目的は、以下の点を確かめるためです。

  • 自己分析と企業研究を行い、ギャップを想定できていること
  • ギャップを埋めるための工夫や努力をしていること
  • 致命的な弱みが無いこと(うそをつく、約束を破るなど)

ちなみに、「弱みはありません」といった返答は、自己分析ができていないように思われるので避けたほうが良いでしょう。

かといって、聴いている方が不安になるような致命的な弱みをわざわざここで晒す必要もありません。

そもそも転職先にとって致命的な弱みがある場合は、転職自体を考え直したほうが良いでしょう。

「弱み」を苦手なことや不得意なこと、または自分に不足していると思うことと解釈して、例えば以下のようなことを弱みとして伝えることができます。

  • 経験の浅さ
    (職務に関する経験、海外経験、マネジメント経験など)
  • キャラクターからして妥当な弱み
    (ゼネラリストタイプの人材は『専門性には弱い』、スペシャリストタイプの人材は「細部に集中しすぎてしまう」など)
  • すでに改善した、もしくは改善しつつある弱み
    (ルーティンワークが苦手だが仕組み化で解決した、英語力が不安なので英会話教室に通っているなど)

回答例

私の弱みは、営業経験の浅さです。
特に、これまではルート営業が主でしたので、既存顧客と関係を深めることは得意ですが、新規顧客の開拓経験がありません。

先輩に教わりながら吸収していければと考えています。


 

面接官

あなたの描く今後のキャリアを教えて下さい。

回答例

まずは御社に馴染み早く貢献できるようになることを考えております。

しかし、マーケティングの経験を積み、ゆくゆくは戦略型のクリエイティブディレクターを目指していきたいです。

以下がポイントです。

  • まずは社風に馴染もうとする姿勢があること
  • その企業で実現できるキャリアを描けていること

企業の採用ページでは、先輩社員の紹介や、キャリアパスなどが記載されている場合があります。

自分の就きたい職種からキャリアアップしたロールモデルのような人を探してみると考えやすいです。


 

面接官

あなたは弊社にどのような貢献ができますか?

「どのような貢献ができますか」という質問に対しては、

  • 「強み」に関する回答とは異なる分野の「強み」
  • あなたの「強み」ではないが、前職での継続的な取り組みや関連する業界知識

……などを、組織への貢献として答えることもできます。

回答例

社内業務アプリケーションを構築し、作業時間を40%減らした強みを生かして、組織の業務改善に貢献できます。


 

面接官

希望の年収は?

回答例

現在の年収が●万円ほどですので、同等以上を希望しますが、御社の評価制度や規定に従います。

会社の規定に従う、という返答が最も無難です。その上で、現職と同等以上を希望する」というメッセージを伝えても良いでしょう。

転職先の人事としても、キャリアアップしたいという転職者の気持ちは納得できるからです。

 

⑤逆質問

逆質問とは、面接官からではなく、あなたから面接官に質問することです。

面接官

その他質問はありますか?

回答例

活躍している人材の特徴はありますでしょうか?

面接時には、待遇面などの「もらえること」に関する質問よりも、仕事でどう活躍できるか、どう会社に貢献できるかといった「与えること」を主眼に考えていることを、逆質問を通じて伝えると良いですよ。

回答例

前職では残業時間は月に●時間ほどでしたが、御社ではどのくらいでしょうか?

面接は、ホームページには載っていない情報を直接聞けるチャンスでもあります。

具体的には、「残業は少ないですか?」という聞き方ではなく、前職と比較してどのくらいかを把握するような聞き方にすると良いです。

また、このような待遇面の質問は、仕事でどう活躍できるかなどの質問をしてからが無難ですよ。

逆質問についてもっと知っておこう

転職面接における逆質問は、なかなか難しいもの。

以下の記事では、逆質問に関してさらに詳しく解説しています。
併せてチェックしましょう。

 

転職面接の練習は転職エージェントの「模擬面接」がおすすめ

デスクと二人

面接は「何を答えるか」も大事ですが、「どう答えるか」も重要です。

  • マナーはできているか
  • 声に抑揚があり聞き取りやすいか
  • ハキハキとした振る舞いができているか
  • 言動と態度に一貫性が感じられるか

など、ノンバーバル・コミュニケーションの部分も多く評価されます。

とはいえ、このような練習を一人でするのは難しいですよね。

そこでおすすめなのが、転職エージェントの利用です。

転職エージェントでは、転職時の面接対策として、模擬面接を行ってくれます。

特に本命企業の面接に臨む際には、模擬面接で練習を積んでおくことをおすすめしますよ。

別の記事で転職時におすすめのエージェントを紹介していますので、こちらもぜひご覧くださいね。

自分に合った転職エージェントを見つけよう!

キャリアの海は、転職を考えるすべての人に向けて、おすすめの転職エージェントを紹介しています。

転職の第一歩として、こちらの記事から自分に合った転職エージェントを見つけましょう!

おわりに

今回の記事では、転職時における面接の流れと、よく聞かれる質問、及びその回答例を紹介しました。

紹介したのはあくまで回答例ですので、あなたにあった返答を考えてみて下さいね。

そして、返答を考える上では、しっかりと自己分析と企業研究を行い、企業が求める人材像とのマッチングを考える必要があります。

転職エージェントでの相談や模擬面接を通じ、しっかり対策してくださいね。

  • 監修
  • 木村 千恵子

プロフィール:
20年以上外資系IT関連企業でプロジェクトマネージャーとして各種グローバルプロジェクトに従事。
2016年からフリーのキャリアコンサルタントとして、外国人留学生向けの就職支援、中小企業の従業員へのキャリアコンサルティング、外国人材の採用を検討している企業様向け採用支援、個人向け転職支援セミナーなどを実施している。
2019年から「外国人雇用の実務」<中央経済社>の著者である近藤秀将先生の行政書士法人にて、在留資格の申請手続きの現場で補助者としても活動中。

保有資格:
国家資格キャリアコンサルタント
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
EAPメンタルヘルスカウンセラー(eMC)

活動内容掲載メディア:
・ブログページ:https://www.chieko-career.net/
・ホームページ:https://chieko-career.com/
・フェイスブック:https://www.facebook.com/ckimura7https://www.facebook.com/ChiekoCareer/

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