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転職・退職前に引き止められた!しつこい会社のホンネと後悔しない対策

退職で失敗しない秘訣 2019.07.12

退職したいけど、上司の引き止めがしつこい…
と悩んでいませんか?

特に転職先が決まっている人にとっては、引き止めによって入社時期が合わなくなるのはなんとしてでも避けたいですよね。
そんな人は是非この記事を読んで、引き止め時のよくあるセリフとその対処法をしっかり学びましょう。

後半では、円満退社を実現するためのポイントや、「なぜ引き止めをするのか」という会社側のホンネをお教えします。
これらのことをしっかり理解して、後腐れのない円満退社を実現しましょう!

退職する準備はできていますか?

この記事は、転職意思を上司に伝えたときに想定される「引き止め」への対処法を解説しています。

退職の意思を伝える基本的なステップや、抜け漏れのない業務引き継ぎのやり方などは、以下の記事で詳しく説明しています。あわせてご覧ください。

転職・退職を引き止めてくるセリフと対処法【4パターン】

引っ張り合い

転職前の退職意思を伝える際は基本的に口頭ですよね。
その際に上司から引き止められる際、以下のように様々なセリフを使い、引き止めてくるでしょう。


今回はそのセリフを、
1. 期待をちらつかせる系
2. 環境・待遇を変える系
3. 良心に訴えかける系
4. あなたのことを考えている系
の4つに分け、それぞれの対処法を解説していきます。

共通して最も大切なことは「退職意思を強く示すこと」です。
これを怠ると、上司に丸め込まれることがありますので、常に意識しておきましょう。

1. 「君に期待していた」期待をちらつかせる系

君に期待していたんだけどな
次のポジションを考えていた
これからもお前と一緒に頑張りたい

「実は僕のことを評価してくれていたのかな…」と考え直すことを期待した一言です。
このように言われて嬉しいと感じるでしょうが、そんな時こそ注意が必要です。

確かにあなたの仕事や業績に対し、本当に期待している場合もありますが、そんなことは稀です。
多くの場合期待していることとは、上司にとってより扱いやすく、会社により多くの利益をもたらすことです。

つまり、「あなたでなくても良い」仕事を期待していると言っても過言ではありません。

ポジションに関しても、具体的にどのようなポジションなのか、どのような業務に携わるのかはわかりません。
もしかしたら、名ばかり管理職で実際の業務内容は変わらないかもしれません。

対処法としては、スパッと「やめる」と伝えることです。
この手のセリフは、上司が勝手に考えていることなので、上司に嫌悪感を持っている人はほぼ無視しても構いません。
ポジションアップも、確約されているわけではないので、特に考えなくていいでしょう。
「そんなことはさせない」と向こうが強めに出たとしても、憲法第22条で定められている職業選択の自由から、退職を無理やり止めることはできません。

一時の嬉しい気持ちに惑わされて、退職する本来の理由を忘れてしまうことは避けましょう。

2. 「給料上げるから…」環境・待遇を変える系

他の部署に異動もできるから、考え直さないか
給料を上げるから留まってくれないか

「人間関係が上手くいっていない」「給料が少ない」などの不満を退職理由として上司に伝えた際、このようなセリフを言われることが多いです。

本来、不平・不満を退職理由として上司に伝えるべきではありませんが(詳しくは後述)、伝えてしまった場合の対処法としては、「もう転職先が決まった」ということをはっきり伝えることです。
上司に対し、「もう転職することは変えられない」と意識させることで、引き止められないようにしましょう。

3. 「周りに迷惑だと思わない?」両親に訴えかける系

責任を持って最後までやりとげるべきじゃないかな
周りにも迷惑をかけることになるよ
次の後任が見つかるまで少しだけ待ってほしい

これらが最も厄介なセリフだと言えるでしょう。
なぜなら、あなたにかかる精神的負担が他のセリフよりも大きいからです。

多くの場合、「周りに助けられてきたんだから、それにお返しすべきだ」という文脈で使われます。
そして、あなたに「周りのためにも残らなければならない」という強迫観念を植え付けようとしているのです。
この「相手が何かしてくれたから、それに返さなければならない」という心理を、返報性の原理を言います。

対処法は、これを言われた瞬間「辞めます」と伝えることです。
とはいえ、周りのことを考えると、スパッと伝えるのは精神的に負荷がかかるでしょう。
コツとしては、これを言われて強迫観念を感じた際「あ、今自分は返報性の原理に引っかかっているな」と立ち返ることです。
こうすれば、あなたにかかる心理的負担をかなり軽減できます。

はっきりと申し上げますと、この手のセリフを使ってくる上司に対して、妥協する必要は一切ありません。
少しでも妥協すると、ずるずる引き伸ばされる可能性が非常に高いので、退職の旨をはっきりと伝え、その意思を曲げないことが大切です。

4. 「今辞めたらもったいないよ」あなたのことを考えている系

今やめたらもったいないよ
キャリアに傷が付くぞ
他の会社に行っても通用しないよ
ここで逃げたら、また同じことを繰り返すぞ

このようなセリフを言われた場合は少し特殊です。
他と比べて、上司が本当にあなたのことを考えてこのセリフを言っている可能性が高いからです。
しかし、やはりそれ以上に会社の利益を考えたセリフであることが多いのが事実です。

見極めるポイントは、「脅し口調になっているかどうか」です。
脅しのように感じている場合、上司は多少強引でもあなたを会社のために引き止めたいと考えているのがほとんどです。
その場合はスパッと退職意思を示してやめてしまうのが得策です。
これに応えて、企業に残るのはあなたにとって何のメリットにもなりません。

一方で、信頼できる上司があなたを本気で説得している場合、本当に転職があなたのためにならないと考えているかもしれません。
その場合は、内定が出た後でも一度転職について再考する価値があると言えます。(詳しくは後述

ワンポイントアドバイス!

内定辞退は特に問題ありませんが、内定承諾後の辞退はマナーの観点からNGとされています。
「転職しない」という意思を固める場合、内定承諾前に済ませるようにしましょう。

円満退社を実現する3つのポイント

夕日に向かって飛び上がるここでは余計な引き止めをできるだけ防ぎ、円満退社を確実に実現するためのポイントを解説します。
1. 引き止めが自分の退職理由を解決できるか考える
2. 不平・不満を退職理由にしない
3. タイミング次第では退職できない場合もある
以上の3点がポイントになります。

一般的にイメージされる「いきなり退職届を提出する」ことは、実は最終手段であることを頭に入れておきましょう。
退職届の提出は、民法627条によって認められている退職方法であり、提出から二週間後には必ず退職できるというものです。

民法第627条第1項
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

引用元:電子政府の総合窓口e-gov

しかし、これはいわば「契約を無理やり切る」ことですので、仕事の引き継ぎをする時間が短いと考えると、円満退社とは程遠い退職方法であると言えるでしょう。

1. 引き止めが自分の退職・転職理由を解決できるか考える

上司から引き止められた際に、気持ちが揺れ動いて意志が弱まることもあるかもしれません。
その場合、自分の退職・転職理由を振り返り、果たして問題だと感じていたことが解決されるかどうか判断することが大切です。
以下のやり取りを見てみましょう。

社員

新しい業界に挑戦したいから、今の仕事をやめたいです。

上司

今よりも給料をあげるから、残ってくれない?

この場合、社員が「新しいことに挑戦したい」と考えていることに対し、上司は「今よりも給料を上げる」ということを条件に出して引き止めようとしています。
社員の退職・転職理由の軸となる部分を、本質的に解決できないことがわかりますよね。

このような場合は、「別の要素で条件を提示されても、自分の退職意思は変わらない」とはっきり伝えましょう。
そのためにも、「自分はなぜ退職・転職したいのか」をはっきり言語化できるくらいに自分の中で持っておく必要があります。

一方で、例えば自分が「ただ給料を上げたい」ということを転職理由としていて、上司も「給料を上げるから」と引き止めてきた場合には、転職について再考する価値はあるかもしれませんね。

2. 不平・不満を退職理由にしない

円満退社を実現するためには、上司に退職・転職理由を伝える際、不平・不満をその理由にするのは避けましょう。

理由は、「給料が少ない」「人間関係がうまくいかない」などの不満はその会社内で改善可能であるため、上司からすれば引き止める格好の的になるからです。
上司が「給料を上げればいいんだ」「部署異動で解決できるじゃないか」と代替案を出すことができるのです。
このような代替案を出されてしまうと、退職したい社員も「確かにそうだ」と納得せざるを得ませんよね。

これを避けるためには、「ポジティブな」もしくは「社内では解決できない」退職・転職理由を伝えましょう。
「現職ではできない仕事がしたい」「転職してキャリアアップを目指したい」などの理由を伝えるのが有効です。
ポジティブな理由だと、上司も理解を示す可能性が高まり、むしろ積極的に送り出してくれるでしょう。

また結婚・出産・育児・介護などのライフスタイルと勤務形態が合わないといった理由も有効です。
ポジティブな理由もそうですが、「それならば仕方ない」「やむを得ない」と上司に思わせることが大切です。

ただし、嘘の退職理由を言うのは社会人としてNGであると頭に入れておきましょう。
なぜなら転職した後も、転職前の企業と関係を持つ可能性がありますし、何より上司に詳しく深掘りされたとき、ボロが出る可能性が高いからです。
嘘のない範囲で、「ポジティブな」もしくは「社内では解決できない」理由を上司に伝えましょう。

3. タイミング次第では退職できない場合もある

実はタイミングによっては退職できない場合もあります。
そのタイミングとは、「繁忙期」です。

繁忙期に退職の話を切り出すと、上司も忙しく「後にしてくれ」と余計に引き止められる可能性が高いからです。
また、閑散期であっても上司が忙しそうにしている場合、同様に退職の話が保留になるかもしれません。
実質的な引き止めですよね。

そのため、上司の忙しさを見計らって、退職の話を切り出すのがおすすめです。
特に閑散期は業務が少なく、上司と退職の話をする時間を確保できます。

転職・退職を引き止める会社側のホンネ

ブラインドと眼

上司や会社が退職を引き止める理由には、
1. 会社にとって痛手だから
2. 上司の評価が下がるから
3. 退職者のため
この3つが挙げられます。

1. 会社にとって痛手だから

会社にとって社員の退職は大きな痛手であり、転職を引き止める理由の大部分はこれが占めます。
社員がやめることで会社が受ける不利益は、「人手が足りなくなる」「代わりの人を雇うのにコストがかかる」「離職率が上がる」などが考えられます。

「人手が足りなくなる」というのは中小企業など、特に社員の母数が少ない企業でよくあることだと言えます。
また社員がやめた際、企業にとって「新人を雇い、その人が実際に利益を生み出す」までの道のりはとても長いです。

さらに、離職率が上がると会社にデメリットが生じます。
求職者目線になって考えてみましょう。
離職率が高い企業の応募を見ると「ここはなにか問題のある企業かもしれない」と判断し、応募自体を避けますよね。
つまり、新しくそこに入社したい人が減っていくわけです。

また、離職率が上がることで、企業は職場定着支援助成金というものが受け取れなくなります。
これは、離職率が一定期間内に規定のポイント分下がると、国から企業に支払われる助成金のことです。

だから会社側は必死になってあなたを引き止め、離職率の上昇をなんとかして防ぎたいと考えているのです。

2. 上司の評価が下がるから

上司が、自分の評価が下がることを懸念して、社員を引き止めることもあります。

上司は「管理側」ですので、部下が退職すると「マネジメント能力がない」と会社の上層部に評価される可能性があるのです。
また昨今の「働き方改革」の流行による、快適な職場環境作りや残業時間の削減などの責務を負う立場でもあります。
その中で、部下の退職に対する社内の目はさらに厳しくなる傾向にあると言えますね。
そのため、部下の退職は上司自身の査定に大きく関わってくるのです。

さらに上司は、退職者の引き継ぎを誰にやってもらうかなどのマネジメント面での負担が増えます。
チーム内でメンバーが一人減った場合、上司はそのチーム内での役割を再編し、より少ない人数でチームを動かすという難しいマネジメントを要求され、管理職としての負担は増えるのです。

3. 退職者のため

上の2つは会社側の利益しか考えられていませんでしたが、退職者のことを考えて引き止めるケースも存在します。
特に「あなたのことを考えている系」で紹介したようなセリフを用いて退職を引き止めてくる上司の中には、「転職はあなたのためにならない」と本気で考えている場合もあります。

本当に現時点での退職があなたのためにならない理由として、
「現職でもっとスキルアップしてから退職したほうがいい」
などが考えられます。

私が先日、某大手転職エージェントでコンサルタントとして勤めている方と対談をした際、このように言われました。

コンサルタント

環境や待遇で悩んでいる場合、確かに転職はそれらを変える一つの手段ですが、まずは現職でスキルアップすべきだと言えます。
なぜなら、スキルや経験をあまり積んでいない状態で転職活動をしても、自分の市場価値を示せず、よりよい条件で転職することができない可能性が高いからです。

転職を推進する転職エージェントが、「転職すべきでない」と言うことは一見矛盾しているようですが、転職のプロだからこそこのようにアドバイスしてくれると言えます。
特に、人間関係や環境が理由で転職する人は、次の職場でも同じような事態に見舞われる可能性があるので、転職そのものについて再考すべきかもしれません。

「会社の利益を考えているか、あなたのことを思っているか」を見極めるポイントは、引き止める上司による部分が大きいです。
信頼できる上司であれば、引き止められたら一度話を聞き、「なぜ自分のためなのか」をしっかりと説明してもらいましょう。
それを聞いたうえで、もう一度「本当に転職したいのか」を考え直すことが大切です。

退職後の転職には、転職エージェントを活用しよう!

いかがでしたか?

円満退社を進めるためには、「不平・不満を言わない」「退職したい理由を強く持つ」などが大切です。
それがお互い納得の行く退職を実現させる第一歩です。

それでも、「ウチがブラックすぎて話を聞いてくれない」「上司が同じことを言ってきて、退職手続きが進まない」と感じる人は、有料の退職代行サービスを利用するといいかもしれません。

退職代行サービスEXIT(引用:退職代行サービスEXIT公式サイト

中でも「EXIT」という退職代行サービスは、即日対応を強みとしていて、労働時間が長い人向けに深夜対応もしています。
会社への連絡はEXITが代行するので、皆さんが上司たちと話す必要はありません。
貸与品も郵送で済ませるので、退職代行サービスを使えばもう出社する必要がなくなるので、会社に対する嫌悪感が強い人にとってはおすすめだと言えるかもしれませんね。

しかし自分で退職すると決めた以上、その意思は可能な限り自分で伝えましょう。
確かに退職代行サービスを使えば、簡単に円満退社を実現できるかもしれませんが、モラルを考慮すれば「退職代行サービスがあるからいいや」という考えは危険です。
退職の意思を伝える際も、常に自分で向き合う姿勢が大切であることを頭に入れておきましょう。

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