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転職エージェントで年収アップする人の共通点【元転職エージェントが解説】

転職エージェント 2019.07.16

「〇〇人が年収をアップさせることに成功!」

あなたも一度は、こういった謳い文句の転職エージェントを見たことがあると思います。
この言葉通り、転職エージェントを使うと本当に年収をアップさせて転職することができるのでしょうか?

結論から言うと、年収をアップさせられるかは人によって異なります
年収をアップさせられる人もいれば、そうでない人も存在します

 

「キャリアの海」編集部では、かつて転職エージェントに勤務したことのある方へ取材を行いました。
インタビューを通して、年収アップの可否が人によって異なる理由や、年収をアップさせている人の共通点を探ります。
記事後半では、転職エージェントで年収をアップして転職するために、あなたが取るべき行動もご提案します。

今すぐに転職するつもりがなくても、あなたの年収をアップさせたいなら、この記事は必見です

 

転職エージェントを使って年収アップできるかどうかは転職市場が決める

横断歩道を渡る人々

まずは、いちばん気になるところ。

「転職エージェントを使って年収をアップさせて転職することはできるのか?」という質問をぶつけてみました。すると、こんな回答が。

 

元転職エージェント

転職エージェントを使って年収をアップできる人もいますし、そうでない人もいます

 

どういうことなのでしょうか?さらに質問を重ねると、このようなお話をしてくれました。

 

元転職エージェント

専門的なスキルや知識を持っている人で、そのスキルや知識が転職市場において貴重な存在なのであれば、転職をすることで年収が上がります。

逆に、専門性がない人や、未経験の業界や職種に転職するような場合には、年収をアップさせるのは難しいです。

転職したい人(求職者)と、人材を採用したい企業(求人企業)との需要と供給で成り立っているのが転職市場です。
あなたが年収をアップできるかどうかは、この転職市場の市場原理が関係しています。

ここでは、AI(人工知能)の専門家を例に説明します。

転職市場には数多くの求職者がいますが、AIの専門的なスキルや知識を備えた求職者は、その中にたくさんいるわけではありません。
中途採用をする求人企業も、こぞってAIの専門的なスキルや知識を持っていて即戦力になってくれるような人を欲しがっています。

しかし、そうした専門家は市場にいる数が多くありません。
そこで企業は、他社に取られてしまう前に、現職よりも、他社よりも高い年収を提示してでも採用しようとするのです。

専門的なスキルや知識を持っている求職者であれば、この過程を通して年収がアップしていきます。
逆に言うと、専門性やスキルの乏しい人は、転職をしても年収が上がることはない、ということなのです。

 

転職エージェントで年収をアップできる人の共通点

ユーロ硬貨

では、転職エージェントを使って転職をしている人の中で、年収アップをできるのはどのような人なのでしょうか?
インタビューしたところ、年収をアップさせられる人には以下のような特徴があることが分かりました。

 

POINT

  • 特定の分野のスキルや知識が豊富で専門性がある
  • 外国語ができたり海外駐在経験があったりする
  • 会社役員の経験がある
  • 業界内で評判になっている

こういった人たちの共通点は何でしょうか?
インタビューの中で印象に残ったのはこのひとことです。

 

元転職エージェント

要は、希少性があるかどうかですね。

先ほどの説明でも挙がっていた「専門性」は一朝一夕で身につくものではありませんし、海外駐在や役員の経験なども、誰でもできるものではありません。

希少性があるということは、転職市場で同じスキル・経験のある人が少ないということ。求人企業の求める条件にマッチすれば、年収アップでの転職も夢ではないのです。

ただし、ひとつ勘違いしてほしくないのが、いくら希少性があっても、求人企業が求めなければ意味がない、ということ。
例えば「モノに触れただけでその温度が分かる」というのは、転職市場での希少性は高いかもしれません。しかし、それを求める求人企業が存在しない限り、転職市場での価値は無いと言っていいでしょう。

 

年収アップするためにあなたが取るべき3つの行動

ここまで、転職エージェントに勤務した経験のある方とのインタビューから「エージェント使って年収アップできる人は希少性を持っている」ということをご紹介しました。

「なるほど、転職エージェントの見方は分かった。希少性は薄いかもしれないけど、少しでも年収アップして転職したい……
「今すぐに転職することはないが、将来は年収をアップさせたい!

 

ここからは、こんな想いをお持ちの方に向けて、年収アップに結びつく3つの行動をご提案します。

  1. 今のあなたの市場価値を知る
  2. 転職エージェントに年収交渉してもらう
  3. 一貫したキャリアを積む

 

一つずつ見ていきましょう。

 

①今のあなたの市場価値を知る

年収アップを考えていくなら、まずは「あなたがどれくらいの価値のあるビジネスパーソンなのか」という市場価値を知ることが大切です。

現在、すでに転職エージェントを使っているなら、あなたの専任担当の方(コンサルタント)から求人を紹介されたときに、あなたの想定年収を尋ねてみると良いでしょう。

また、無料のツールやサービスを使って、あなたの市場価値をざっくり測ってみることもできます。
パソナキャリアの「年収査定シミュレーション」は、パソナキャリアに登録しなくても12分で簡単に結果を見ることができます。

パソナキャリアの「年収査定シミュレーション」

▲パソナキャリアの「年収査定シミュレーション

 

もう少し正確な市場価値を知りたい方は、「ミイダス」をおすすめします。無料登録すると、あなたの適性年収が分かるだけでなく、40,000社の優良企業からオファーを受け取ることもできます

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②転職エージェントに年収交渉してもらう

転職エージェントは求人企業と太いパイプを持っています。
あなたがその企業を受けているとき、コンサルタントは企業の採用担当者と頻繁に連絡を取り合っているのです。
年収面のあなたの希望をコンサルタントに伝えれば、コンサルタントはあなたの代わりに交渉してくれますよ。

希望年収を伝えるタイミングは、企業から内定を得たとき
内定を承諾するか辞退するかの連絡は、1週間程度の期限が設けられています。
内定してから年収の希望を考え始めるのではなく、選考を受ける前の段階で考えておきましょう

 

③一貫したキャリアを積む

これは今日明日でどうにかなることではありませんが、あなたのキャリアに一貫性をもたせることが、長い目で見たときに年収アップにジワジワ効いてきます。

前半でインタビューにご協力いただいた方も、このようにお話しされていました。

 

元転職エージェント

いろいろな職種を渡り歩くのではなく、営業とか経理とか、ひとつの職種に軸足を置くのが大切ですね。

ひとつの職種を5年から10年ほど経験すると、その職種の専門性が身についてきます。
そうしたら、ぜひ違うキャリアにもチャレンジしてみましょう。

教育改革実践家の藤原和博氏は、自分自身を希少性のある存在にするために、100人に1人の希少性を3つ掛け合わせることを提案しています。

 

3つのキャリアを5年から10年ずつ経験して、その掛け算で希少性を獲得し、100万人に1人の存在になりましょう

100万人に1人はオリンピックのメダリスト級のレアさだし、同世代でたった1人の存在になるから、「雇われる力」が飛躍的に高まり、必ず稼げる大人になれます。

引用元:藤原和博流「100万人に1人」の存在になる方法

藤原氏自身も、営業」「マーケター」そして「公立学校の校長」という3つの希少性を掛け合わせて100万人に1人の存在になった人物です。
自身の経験に基づくアドバイスをぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、ここ数年で副業(複業)がトレンドになってきていますが、安易な気持ちで副業を始めることはおすすめしません
なぜなら、スキルや専門性の鍛錬がおろそかになってしまいかねないからです。
スキル・専門性を磨くいちばん大きいチャンスは、本業の仕事経験です。時間にして1日の3分の1以上を本業に割いているのです。
本業から学ぶことがある限りは、本業と真摯に向き合うことをおすすめします。

 

あなたのキャリアはあなたが作るもの

ここまで、あなたの年収をアップさせるための行動を3つご提案しました。

行動を起こすのも、起こさないのも、あなたの自由です。
しかし、あなたのキャリアはあなた自身にしか作れません。

もしも、あなたが年収アップを目指したいと思うなら、今日から行動を起こしていってください。

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