東京で開催される転職フェア情報まとめ【2020年1月最新版】
2月、3月は求人が増える転職シーズンです。
それに向けて、転職の準備をするために転職フェアなどのイベントに参加したい人も多いですよね。
そこで、今回は東京で行われる転職イベント・フェアをご紹介します。
東京で行われる転職イベントの特徴や転職イベントの回り方についても解説しますので、転職活動をされる方はぜひ参考にしてください。
目次
東京の転職イベントの特徴
東京の転職イベントは、新宿・渋谷・水道橋・日本橋といった交通の便のよい場所で開催されます。
その特徴を解説します。
多くの企業が参加する
東京には多くの企業の本社があり、人口も日本でいちばん多いので、多くの企業がイベントに出展します。
また、海外企業のアジア拠点が東京に設置されていることも多いので、外資系企業も多くが東京の転職イベントに出展します。
大手企業が参加する
毎年就職の人気ランキングにランクインするような大手企業や人気企業も、東京の転職イベントには数多く参加します。
自分で転職活動をしていてもなかなか接触できない企業も多いので、担当者から直接話を聞ける大きなチャンスです。
職種別や年代別のイベントも開催される
東京は企業数が多く、さまざまな企業があるので職種別や年代別の転職イベントも開催することができます。
希望の職種や自分の特性にあったイベントに参加すれば、本命の企業に出会いやすくなります。
東京でおすすめの転職イベント
東京では数多くの転職イベントが開催されます。
その中でも特におすすめのものを、特徴ごとに5つ紹介します。
転職を考えているなら絶対外せない、大手転職サイトのイベント
転職を考える人が誰しも知っている大手転職サイトは、定期的に転職フェアを開催しています。
出展する企業数が多く、キャリアアドバイスなどのイベントも充実しているので、以下のような人におすすめです。
大手転職サイトのイベントに行くべき人
- これから転職活動を始めようとする人
- 業種や職種を問わず、たくさんの企業の情報収集をしたい人
- 出展している企業の中にお目当ての企業がある人
doda転職フェア
大手転職サイト・転職エージェントのdodaが開催するイベントです。
最大の特徴は出展企業数の多さで、300社以上の企業が参加し、マツダや富士通といった大手企業・有名企業も参加します。
自己分析セミナーや転職アドバイザーに相談できるブースなど、転職支援コンテンツも充実しています。
マイナビ転職フェア
大手転職サイト「マイナビ転職」主催のイベントです。
イベントのコンテンツが多いのが特徴で、キャリア相談の他にも
- 職務経歴書の添削
- 履歴書用の写真撮影
- 企業の資料をまとめてチェックできるコーナー
などがあります。
また、来場するとプロフィールに興味を持った企業から「当日面談希望」の特別スカウトが届くこともあります。
20代の人におすすめのイベント
20代の若手に特化した転職サイトも、積極的にイベントを開催しています。
以下のような人におすすめです。
20代向け転職サイトのイベントに行くべき人
- 20代で職歴が浅い人
- 第二新卒で転職を考えている人
- 転職活動が初めてで進め方が分からない人
大転職博【東京】
20代専門の転職サイトである「Re就活」が開催する大規模なイベントです。
第二新卒や20代の若手の採用に意欲的な企業が300社以上も参加します。
キャリア相談の他に、著名人の講演なども予定されています。
女性/エンジニア志望の方へおすすめの転職イベント
職種や性別を限定した転職イベントも開催されています。
typeエンジニア転職フェア
転職サイトtypeが開催する、エンジニア転職に特化したイベントです。
転職相談のほか、経験やスキル・志向にあった企業を紹介してくれるコーナーや、企業からの当日スカウト、未経験歓迎企業を一覧化した資料などのコンテンツが用意されています。
セミナーや座談会も開催されます。
女の転職typeイベント
女性向けの転職サイト「女の転職type」が主催する転職イベントです。
女性を積極採用する優良企業が100社以上参加します。
転職相談やおすすめの企業を紹介するブースが用意されています。
市区町村とも提携していて、女性が働きやすい企業との出会いをバックアップしています。
結婚や出産・子育てといった面接ではなかなか聞きにくいことも、女性に特化したイベントであれば質問しやすいです。
東京の転職イベントを120%活用する方法
東京での転職イベントは、事前に準備をしておくことでさらに有効活用できます。
転職イベントを120%活用するための5つのコツをお伝えします。
①事前登録をする
ほとんどの転職イベントでは、事前にサイトから登録をしておくことができます。
事前登録なしで直接会場に向かっても、結局は会場で名前やメールアドレスなどを登録する必要があります。
会場が混雑していると、手続きに時間がかかってなかなか入場できないこともあるので、事前に登録をしておくと当日スムーズに入場できます。
②訪問する企業を決めておく
大規模な転職フェアでは、100社以上の企業が出展します。
1日ですべてを回りきることは到底できませんので、人事担当から話を聞いたりする時間も考慮して訪問する企業を5社程度まで絞り込んでおきましょう。

監修者のワンポイントアドバイス
転職イベントではついつい名前を知っている大手企業に目が行きがちです。
しかし大手企業のブースは長蛇の列で、長時間並ばなければならないなどのデメリットもあります。
一方で、出展企業の中には一般には名前を知られていないけれど、BtoBで事業を展開している隠れた優良企業も実は多数存在するのです。
ぜひ、下調べではそういった企業も探してみることをお勧めします。
③質問をあらかじめ考えておく
転職イベントは、多くの企業の担当者に直接質問ができる貴重な機会でもあります。
「当日聞きたいことが聞けなった……」と後悔しないように、聞きたいことは事前にまとめておきましょう。

監修者のワンポイントアドバイス
転職フェアに参加するメリットは、求人情報からはわからない社内の雰囲気や社風について直接企業の人と話しをし、知ることができる点です。
しかし、何を質問したらいいかわからないと躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。
何を質問したら良いかわからない人は、次の内容を参考にしてみて下さい。
- 〇〇職はどのような業務内容なのか、詳しく教えてください。
- 一日の仕事の流れを教えてください。
- 仕事は何にやりがいを感じていますか?
- 仕事で次に目標にしていることは何ですか?
- どういう素質を持った人が御社で活躍できると考えていますか?
④スーツを着ていく
ほとんどの転職イベントが「服装自由」となってはいますが、企業の担当者に会う予定であればスーツを着ていく方が好印象です。
また、イベントによっては証明写真を無料で撮影できるコーナーがあります。
いずれにしてもスーツを着ていけば間違いありません。
⑤まとまった時間を取る
転職イベントに参加すると、1日でたくさんの企業の情報収集をすることができるので、可能な限り1日まるまる参加するようにしましょう。
転職イベントも、土曜日に開催されることが多くなっています。
平日忙しい方は、土曜日を丸一日転職イベントのために空けておくと良いでしょう。
東京の転職イベントを有効活用しよう
おすすめの転職イベントと、転職イベントを120%有効活用する方法を解説しました。
転職イベントはただ企業の情報収集をするだけでなく、企業の担当者と直接話すことで次の面接につなげることもできる良い機会です。
転職をまだ具体的に考えていない人から、気になる企業の情報を狙い撃ちで知りたい人まで、あらゆる人におすすめです。
また、転職活動に役立つ講演やアドバイザーの話を聞くことができるので、転職活動に行き詰ってしまっている人は状況を打破することができるかもしれません。
これから転職イベントがたくさん開催されるシーズンですので、気になるイベントをチェックして積極的に参加しましょう。

監修者コメント
現在は転職者希望者より求人数の方が多い、売り手市場と言われています。
そういった労働市場を背景に、企業側も採用方法を見直しており、こうした転職イベントへの参加に採用戦略を変更している企業も多数あります。
企業にとっても、候補者に直に会え、面接前に直接候補者と話しができるイベントが魅力的になっているということです。
業界や職種が絞れない人は、このようなイベントに参加し、業界研究をしてみるのもお勧めです。
また、職歴が浅い人は応募書類では不利になりますが、このようなイベントでは人物像を見てもらえ、チャンスが広がります。
ぜひ参加してみてください。