topTOP 転職ノウハウ フリーランスからの転職はアリ?会社員に戻る前に考えたい仕事の作り方

フリーランスからの転職はアリ?会社員に戻る前に考えたい仕事の作り方

転職ノウハウ 2020.01.29

ワークスタイルも多様化し、フリーランスとして活動する人も増え始めた中で、フリーランスの限界を感じ、再び正社員へ戻ろうとしている人も多いのではないでしょうか。

結論からいえば、フリーランスから正社員への転職は「アリ」です。

ただし、重要なのは、フリーランスのメリット・デメリット両方を踏まえたうえで正社員への転職を考えるということです。

今回は、フリーランスのメリット・デメリットを改めて振り返ったうえで、デメリットの解決方法、及び正社員への転職方法を紹介していきます。

フリーランスから正社員への転職はアリ

コワーキングスペースで働くフリーランサー

フリーランスから正社員への転職は、当然ながら可能です。

一度フリーランスになったからといって、二度と会社に所属できないわけではありません。

ただし、フリーランスから正社員に転職する場合でも、納得のいく転職を目指しましょう。

すぐにでも納得のいく転職をしたい人は、「フリーランスから転職するあなたに、正社員に戻る方法」を確認しましょう。

 

フリーランスから転職して正社員に戻りたい理由を考えよう

ワークスタイルの一つとして確立されたフリーランス。

ですが、フリーランスにも少なからずデメリットが存在します。

それゆえに、正社員に戻りたいと考える人は少なくありません。

まずは、デメリットを考えたうえで、あなたが正社員に戻りたい理由を整理しましょう。

ただし、以下に挙げるデメリットには解消方法もあります

今すぐデメリットの解消方法を知ってフリーランスを続けていきたい人は、「フリーランスにとどまるあなたに、デメリットの解決策」を参考にしてください。

 

フリーランスのデメリット

まずは、フリーランスゆえのデメリットを改めて考えていきましょう。

①安定した収入が得づらい

会社員であれば、決まった額の給料が毎月支払われるのに対して、フリーランスの場合は自ら動いて顧客を獲得し、報酬を得ていく必要があります。

特に、駆け出しの場合などには、営業をかけても思うように収入が安定せず、目標値に対して実際の収入が大幅に下回ってしまうときもあるでしょう。

また、景気変動に弱いという欠点もあります。

景気が急に悪化したり、企業側に突発的な問題が発生したりした場合、正社員は比較的会社に守ってもらいやすいですが、フリーランスへの仕事の供給は真っ先にストップしてしまうことが考えられます。

 

②将来性を感じにくい

スキルが身に付きにくく、将来の展望が見えにくいという欠点もあります。

というのも、基本的にフリーランスは現在のスキルありきで仕事が決定します。

現在のスキルが企業側に認められないと、仕事を獲得できません。

フリーランスの理想の形としては

  • 現在の仕事をこなす
  • 自身のスキル磨き
  • 営業をかけて新規開拓

この3つの柱を同時進行させて報酬額を膨らませていくのが理想です。

しかし、それぞれに適切な時間をかけられないと、成長を感じられずに将来への不安が募ってしまうでしょう。

 

③チーム力を生かした業務が請け負いづらい

前述の通り、スキルが身に付きにくいのがフリーランスのデメリットですが、とりわけマネジメント力を身に付けるのが難しいといえます。

個人で動くため、どうしても人を動かす能力は伸び悩んでしまいがちです。

一人で業務を行うのにも限界があります。

よりスケールの大きい仕事には、その分だけ人的コストが必要になりますが、フリーランスには絶対的なマンパワーが足りないといえるでしょう。

 

フリーランスのメリット

デメリットがある一方で、フリーランスには当然メリットもあります。フリーランスのメリットも振り返ってから、本当に正社員に転職するかを判断しましょう。

 

①自由に自分をコントロールできる

収入が安定さえすれば、仕事量や収入額をコントロールすることも可能です。

「今月は税金やローンなどの支払いが立て込んでいるから多めに働きたい」
「来月は家族サービスのために時間を取りたいから仕事量を抑えよう」

といったように、ワーク・ライフ・バランスを自由にとりながら、仕事を与えられる側ではなく、仕事をコントロールする側に立てます。

 

②個人の名を売りやすい

フリーランスであれば、不特定多数に自分自身を売り込むことができます。

また、その線引きも自分で決められることが最大のメリットです。

もっと具体的にいえば、パーソナルな情報も自由に発信でき、それを仕事につなげられるということです。

詳しくは、「フリーランスにとどまるあなたに、デメリットの解決方法」内「SNSを活用する」を参考にしてください。

 

③派生して利益を得られる可能性もある

フリーランスは当然副業も自由です。

自分のスキルを生かして、ほかで利益を発生させたり、案件を獲得したりすることも可能です。

たとえば

  • Webライターであれば、Webライティングの知識などに関する著書を書いて著作権料を得る
  • エンジニアであれば、「GitHub」にソースコードを公開してスキルを公にする
  • デザイナーであれば、「pixiv」にデザインを投稿して評価を獲得する

など、方法はさまざまです。

そのほか、動画サイトにソースコードを投稿して広告収入を得たり、ユーザー課金型サービスの「note」などを利用したりする方法も考えられます。

 

フリーランスにとどまるあなたに、デメリットの解決方法

電球

ここまで、フリーランスのメリット・デメリットを簡単にご説明しました。

「フリーランスを続けるべきか、転職するべきか」、整理はできたでしょうか?

フリーランスのメリットのほうがデメリットよりも大きいと感じた場合は、フリーランスとしてより快適に働いていくために、フリーランスのデメリット解決方法を見ていきましょう。

また、「フリーランスのデメリットのほうがメリットよりも大きい」と感じた人は、「フリーランスから正社員に転職する方法」を参考にしてください。

 

フリーランスに特化したサービスを利用する

安定した収入が得づらいというデメリットに対しては、フリーランス向けの案件紹介サイトなどを利用してみましょう。

これから紹介する2つのサービスは、どちらも無料で利用できます。

 

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス

フリーランスのエンジニア・デザイナーに向けた案件情報を提供する「レバテックフリーランス」であれば、7,500件以上という業界トップクラスの案件数(2020年現在)から最適な案件獲得を目指せます。

そのほかのレバテックフリーランスの強みは以下の通りです。

  • 業界動向を熟知したカウンセラーがつく
  • ブランク期間を空けずに案件を紹介してくれる
  • 10万7000人が選ぶ安心のサービス内容(2019年3月時点のレバテックサービス登録者数)
  • 利用者の平均年収862万円(2018年7月実績 週5日稼働の場合)

案件を獲得するなら、まずはレバテックに登録しておくと良いでしょう。

 

ギークスジョブ

ギークスジョブ

年間契約数1万件以上(2018年4月~2019年3月の実績)という実績を持つ、IT系フリーランス向け案件情報サイト「ギークスジョブ」を利用するのも一つの手です。

ギークスジョブの強みは以下の通りです。

  • 業界に精通しているコーディネーターによる、フリーランス初心者向けの無料セミナー
  • サイト内にフリーランス向けの経歴書フォーマットあり(Q&A内「経歴書の書き方がわかりません。」を確認してください)
  • 平均年収780万円以上
  • カウンセラーが利用者と面談したうえで、利用者に合った案件紹介

こちらも利用無料のサービスです。

スキルと地域を組み合わせて案件を検索することも可能なので、より自分にマッチした案件を検索できます。

 

転職エージェントを利用する

「チーム力を生かした業務を請け負いづらい」というデメリットには、転職エージェントを利用してみましょう。

働き方改革により、リモートワークやフレックスタイム制など、企業勤めであっても多種多様な働き方ができるようになりつつあります。

会社に属する形になるので少し趣旨とは変わりますが、転職エージェントから働き方が豊富にある企業を紹介してもらえば、企業の一員として勤務しつつ、フリーランスに近い働き方も可能です。

転職エージェントには、さまざまな業界の案件を網羅的に保有する総合型と、特定の業界に特化した業界特化型の2種類に分かれます。

今回の場合では、多くの案件を保有する総合型の転職エージェントを利用すると良いでしょう。

代表的な総合型の転職エージェントは以下の通りです。

総合型転職エージェント特徴
リクルートエージェント国内最大級の案件数。転職希望者の約80%が利用している。
 
»公式サイトへ
dodaエージェントサービスリクルートエージェントに並ぶ案件数。面接対策などのサポートも厚い
 
»公式サイトへ
マイナビエージェント若年層向けの求人に特に強い。20~30代や、第二新卒の人向け。
 
»公式サイトへ

SNSを活用する

将来性を感じにくいというデメリットには、SNSを活用していくのが有効です。

Twitterやブログなどから案件や人脈を確保する方法もあります。

前述の2つの方法が短期的なデメリット解決策なら、こちらは中・長期的な施策といえるでしょう。

たとえば、借金フリーターからデザインフリーランスを3年経験し、その後合同会社「IMAGINAL」を設立した稲沼 竣氏を例に見てみましょう。

稲沼氏は、自身の雑記ブログ「今マジになる」を立ち上げ、わずか一年ほどでブログからHP製作や各グラフィック制作などを受けられるようになり、ブログからのみで年100万円を超えた収入を獲得しているとのことです。

上記のように、こちらから情報を発信して案件を受注できるようになるケースもあります。

押さえておきたいのは、パーソナルな情報を発信することで、「できること」に加えて「やりたいこと」も発信できるということです。

そうすれば、「現在のスキルありき」で将来性が見えないというフリーランスのデメリットも解消できます

さらに、やりたいことに共感してもらえれば、チームを形成できる可能性もなくはないでしょう。

一方で、案件を自ら探しにいくことも可能です。

たとえば、以下のようなツイートがあることも。

クラウドソーシングでの募集を告知している企業のツイートもあります。

「フリーランス 案件」などの直接的な検索ワードでも上記のようなツイートが出てくる場合もあります。

実際に仕事につながるかは待遇面などで折り合いをつける必要がありますが、十分にチャンスは広がっているといえるでしょう。

 

フリーランスから転職するあなたに、正社員に戻る方法

スーツで働く男性

続いて、フリーランスのメリット・デメリットを天秤にかけたとき、「デメリットのほうがメリットよりも大きい」と感じた人に向けて、正社員に転職する方法をお伝えします。

 

フリーランスから正社員に転職する2つの方法

具体的な方法を見ていきましょう。

 

クライアントから依頼される

会社員に戻ることにそれほど積極的でない場合は、現在請け負っている仕事のクライアントから依頼されるのを待ちましょう。

現在のクライアントからの評価が上がれば、直雇用で仕事を依頼される場合があります。

勝手もある程度分かっているので、スムーズに仕事に入りやすいというメリットもあります。

また、報酬面も交渉しやすいといえるでしょう。

 

転職エージェントを利用する

会社員にすぐにでも戻りたい場合は、転職エージェントを利用して転職活動を進めましょう。

勤めたいと思う企業の条件を設定することで、自身に見合った企業を紹介してくれます。

また、キャリアアドバイザーによる面談によって、自分では気付けなかった長所を見付けられるなど、さまざまなメリットが得られるでしょう。

ほかにも、転職エージェントを複数利用すれば

  • 企業の案件を比較できる
  • 最適なキャリアアドバイザーに出会える可能性が高くなる
  • エージェントを使い分けられる

などのメリットも生まれます。

特に、すでに特定の職種に就きたいと決まっている場合、総合型に加えて、業界特化型の転職エージェントを利用すると良いでしょう。

主な業界特化型の転職エージェントは以下の通りです。

業界特化型転職エージェント特徴
ビズリーチ給料などの面で好待遇な案件が多い。ダイレクトリクルーティングを採用しているので、企業の管理職などから直接スカウトが届く。
 
»公式サイトへ
type転職エージェント首都圏限定の求人。ITやWeb系に強いので、すでに希望の職種や形態などが定まっている人向き。
 
»公式サイトへ

フリーランスから正社員に転職する場合の職務経歴書の書き方

フリーランスから正社員に転職するうえで、職務経歴書を書く際は以下の3つのポイントを押さえて書きましょう。

  • 「コミュニケーション能力」を自己PRでアピール
  • 実績に記載できるクライアントがあれば強い
  • 志望動機で熱意を伝える

それぞれの職種で若干アピールポイントも変わりますが、概ねこの3点を意識することが大切です。

フォーマットは、前述の通りギークスジョブのフリーランス向けの経歴書フォーマット(Q&A内「経歴書の書き方がわかりません。」を確認してください)を利用すると良いでしょう。

 

フリーランスから正社員に転職する場合に気を付けたい2つのポイント

フリーランスから正社員に転職するうえでは、最低限気を付けたいポイントが2つあります。

具体的に確認していきましょう。

 

①明確な転職理由を言えるようにする

企業側としては当然、「正社員からフリーランスになったのに、なぜ再び正社員に転職するつもりなのか」を知りたいでしょう。

なぜなら、「理由によってはまた会社を辞めてフリーランスになってしまうのではないか」と考えるためです。

そのため、本音が別にあったとしてもポジティブな理由を挙げるのが得策でしょう。

たとえば、

  • フリーランスでは経験できない大きな案件を扱いたい
  • キャリアプランのため、マネジメント能力を身に付けてチームを動かしたい

など、「企業に勤めるからこそできることをしたい」というような、明確な転職理由を用意しておきましょう。

 

②コミュニケーション能力やスキルをしっかりと証明する

転職理由のほかに企業が懸念する点としては、

  • 協調性があるのか
  • スキルがあるのか

大きくこの2点が挙げられるでしょう。

フリーランスだったがゆえに、チームの一員として活躍してくれるのか、即戦力となる人材なのかを企業は知りたいと思っています。

そのため、チームとして活動したエピソードなどを交えて、自身の能力をアピールしましょう。

この場合のエピソードは、過去の仕事上における経験であればなお良いですが、プライベートでの話でも問題ありません。

チームで何か一つの製作物を作り上げた経験を話せると良いでしょう。

また、「ITパスポート試験資格」や「Webデザイナー検定資格」など、関連する資格を持っていれば、より自身のスキルをアピールしやすいです。

 


 

フリーランスから正社員への転職は全く不可能ではありません。

ただし、

  • フリーランスのメリット・デメリットを改めて考える
  • それを踏まえたうえで、天秤にかけて慎重に判断する

この2点が大切です。

納得のいくキャリアを構築するために、安易に進路を決めないようにしましょう。

pagetop