既卒は正社員になれない?厳しい就活を乗り越えて就職する方法
「既卒で正社員として働くのは厳しい?」と考えている方も多いのではないでしょうか。
実は、既卒者の多くが、自分のやりたい仕事を見つけ正社員として働いています。
とはいえ、
「既卒だと就職する際に、不利なことが多い」
「社会人経験がないから採用してもらえない」
と就活に一歩踏み出せない方もいると思います。
そこで、今回は既卒から正社員を目指すための具体的な方法について解説していきます。
就活の際に役に立つ情報や、実際に既卒から正社員になった人の体験談も紹介していきますので、ぜひ一読してみてください。
目次
既卒でも正社員になれる理由
結論から言いますと、既卒でも正社員になることは可能です。
なぜなら、既卒で正社員になるのは厳しいと考えている多くの方が、正しい就活ができていなことが多いと考えるからです。
では、まず既卒者が正社員になれると言える具体的な2つの理由について解説していきます。
既卒者を採用したいという企業は必ずある
「既卒者が正社員になるのは厳しい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
実は、そんなこともないのが現実です。
既卒者やフリーター向けの転職エージェント「ハタラクティブ」では、80%以上の方が、実際に正社員として就職できています。(フリーター、第二新卒者含む)
また、多くの方が希望分野で就職ができています。
このように、既卒者のポテンシャルを見て採用したいという企業は多くあるので、既卒者だからといって「正社員になれない」と就活をあきらめることはありません。
社会人経験が無くても既卒者を採用してくれる企業は多い
先程も説明しましたが、既卒者だけでなく社会人経験がなくても就職は可能です。
実際に既卒者の方でも、アルバイトの経験のみで正社員として就職できた方も多くいます。
求人募集をしている企業の中にも、「ブランクある方も歓迎」というように社会人経験がなくても就職できる企業は多くあります。
しかし、ブランクが長いと企業からも面接の際に理由を問われるので、「資格の勉強をしていた」「夢や目標のために」など明確な理由をはっきり伝えましょう。
皆さん、いろいろな理由があって、正社員として働くまでにブランクが空いてしまうこともあると思います。
その際に、ブランクについて明確な理由を説明できるようにしておきましょう。
既卒者の就職活動がうまくいかない原因とは?
実際に、多くの方が既卒でも正社員として働いていることが分かっていただけたかと思います。
では、なぜ「多くの既卒者が正社員になるのは厳しい」といわれるのでしょうか。
ここからは、既卒者の就職活動が上手くいかない原因について詳しく解説していきます。
「自分は正社員になれない」と思い込んでしまっている
就活をする前から、正社員になるのは厳しいと考えていませんか?
確かに、既卒から正社員になることは簡単ではありませんが、正しい就活方法をすれば、自分にあった企業にめぐりあえます。
企業に応募したけど「全然受からない」「既卒から正社員は厳しいのではないか」と気持ちがネガティブになってしまうことも多いと思います。
しかし、そこで就職活動をあきらめてしまってはいけません。
確かに何度も面接に落ちてしまうと、気持ちが沈んでしまうこともあると思いますが、そんな時はネガティブ思考にならず「自分ならできる」と気持ちをリセットする強いマインドを持つことが大切です。
多くの既卒者が在学中に就職活動に力を入れていない
以下は、大手の転職サイト「マイナビ転職」が既卒者の大学・専門学校などへ在学していたときの就職活動について調べた資料です。
出典:マイナビ転職
調査では、在学中にインターシップに参加していない57.3%の学生が内定を獲得できていなかったという結果が出ています。
このことから既卒者の約半分の方が、在学中に就職活動に力を入れていなっかったことが伺えます。
「自分に合った職業が見つからなかった」という方も多く、そのまま卒業を迎えてしまったというパターンが多いです。
この調査結果からも分かるように、在学時から積極的に就職活動に対する意欲が高い方は、内定率も圧倒的に高いです。
既卒者が正社員になるためには、積極的に行動していくことも非常に大切です。
いつまでも就職活動を先延ばしにしてしまうと、ブランクも空いてしまい、さらに就職も厳しくなってしまいます。
「既卒から正社員になりたい」と思ったら、インターシップに参加したり、友人から求人を紹介してもらったりするなど、積極的にチャンスを掴みにいくことが大切です。
行動した分、結果も早くついてくるので、就職活動にどんどん力を入れていきましょう。
既卒が正社員になるために意識して欲しいこと
ここからは、既卒から正社員を目指す際に意識して欲しいことや、面接の際に役に立つことなど、既卒者が就職活動をする際のポイントやコツを紹介していきます。
企業から何を求められているか理解する
まず企業が既卒者を面接する際にどこを重視して採用しているか知っておくことが大切です。
なぜなら、企業がどんな人物を求めているかを知ることで、面接でも効率よくアピールできるからです。
具体的に企業が既卒者に求めていることは
- 仕事に対する熱意
- やる気やポテンシャル
を重視して選んでいる企業が多い印象です。
社会人経験がなかったとしても、あなたの強みや会社に対する熱意を伝えられれば、企業への印象もよくなります。
自分のポテンシャルや、熱意をしっかり伝えて、アピールしていきましょう。
しっかり準備して面接に望む
面接の際は、志望動機や質問にスラスラ答えられるように、しっかり準備して望みましょう。
何も準備せず、いきなり面接に望んでしまうと、自分が伝えたいことが相手に伝わりません。
そうならないように、事前に応募する企業を下調べしたり、既卒になってしまった明確な理由などを答えられるようにしておいたりしましょう。
既卒になった理由は必ず聞かれる
既卒者は面接時にほぼ確実に「既卒になった理由」を聞かれます。
その際に、理由を答えられるようにしておきましょう。
既卒になった理由を聞かれた際は、「自分が志望したい分野が見つからなかった」など相手にしっかり伝えることが大切です。
また、面接時にネガティブな印象で終わらず、既卒の間に学んだ経験やスキルなどを生かして働きたいというようにポジティブで前向きな志望動機を答えられるとやる気や誠意が伝わるので、意識してみましょう。
実際に既卒で正社員になった人の体験談
ここでは、実際に既卒から正社員に採用された人の体験談について見ていきましょう。
自分と同じ境遇の方や、同じ悩みを抱えている方も多くいると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
昔から人に教えることが得意で、子どもの頃から将来の夢は教師でした。
でも何年も試験に落ち続けて、20代後半になって、同級生がいきいき仕事してるのを見て、自分ももう別の道を考えなきゃいけないと思うようになりました。
卒業してから何年も社会経験がなかったので、就職活動に自信がなく、ハタラクティブに相談しました。
そこで衝撃を受けたのは「好きなことを諦めないで仕事に活かす」ということでした。
僕はもう夢を捨てかけていたので、コンサルタントさんに拾っていただいたときは涙が出るほど嬉しかったです。
そうして見つけたのが、教材製作の仕事です。
教師とは形が違うけど、子どもに勉強を教えられることが、とても嬉しいです。
自分に自信が持てなくなっていたところだったので、とてもありがたかったです。
大卒でそのまま就職予定だったんですが、氷河期であえなく失敗。
しばらくアルバイトしながら就活しようと思っていましたが、どこも受からない状況で。
既卒や第二新卒も新卒扱いの企業が増えたなんて言われていましたが、全然そんなことは感じませんでした。
結局は自分の全部を否定されたみたいで自己PRや面接の質問なんてもう自分でも何言っているかよくわからないようになってましたね。
ハタラクティブはその点、コンサルタントの方が第三者の目で自分のことを見てくださるので自分を整理するのにとても役立ちました。
自分に向いている求人の併せて紹介してくださったので面接を受けていく中でいける、と思い始めて自信もどんどん付いていきました。
今では希望の企業でしっかり働いています。
新しいことを覚えるのが楽しくて仕方ないですね。
このように厳しい就活を乗り越えて正社員として勤務している方が多数います。
最初は、不安な点も多いですが、あきらめず就職活動をすれば必ず優良企業に出会えます。
既卒だからと弱気にならず、積極的に就職活動をしましょう。
既卒者を求めている企業を見つけるには?
既卒者が効率よく就職活動を進めるには、既卒者を積極的に採用している企業を探さなくてはなりません。
では、既卒者を募集している企業を見つけるにはどうすればいいのか?と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは既卒者が就職活動を効率よく行うためのコツを紹介していきますので、ぜひ参考にして見てくださいね。
転職エージェントや転職サイトに登録してみる
既卒者専門の転職サイトや転職エージェントがあるので、積極的に使っていきましょう。
特に一人で転職活動を進めていくのが不安な方や、面接対策が分からないという方には最適です。
プロのキャリアアドバイザーが、就職活動を最後まで支援してくれるので、効率よく就職活動を進められます。
また、面接の日程や書類選考の提出もキャリアアドバイザーの方が代わりに進めてくれるので、バイトをしながらでも就職活動を行えます。
既卒者に向けたコンテンツや体験談も見られるので、まず転職活動を進める際は登録しておいて損はありません。
以下に、既卒者に特化した転職エージェントを載せましたのでチェックしてみてくださいね。
自分が持っているスキルを活かせる分野で働く
自分が得意な分野やスキルがあれば、それを生かして就職活動を探すことも可能です。
例えば、IT分野(プログラミング、WEBデザイナー)のスキルがあれば、未経験から求人を募集している企業も多くあります。
自分が今まで学んできたスキルや経験を生かして就職したいという場合は、専門分野に特化した転職エージェントなどを利用する方法もあります。
自分のスキルや経験を活かせる企業も多くありますので、得意分野がある方は積極的に探してみましょう。
まとめ
既卒だからといって正社員になれないことはありません。
実際に多くの方が、就活を乗り越えて内定をもらっています。
「既卒だから…」とあきらめずに、とにかく行動してチャンスを掴みとりにいくことが大切です。
今回紹介したことをぜひ実践して、既卒から正社員を目指しましょう。
既卒におすすめの転職エージェント「ウズキャリ」
こんな人におすすめ!
・第二新卒・既卒から長く働ける企業に転職したい人
・転職活動をしながら、パソコンスキルなどを培いたい人
ウズキャリは、第二新卒・フリーター・既卒に特化した転職エージェントです。
他にも第二新卒向けのエージェントは多く存在しますが、その中でもサポートの手厚さが目を引きます。
20時間にもわたる手厚いサポートから、半年以内の離職率は5.5%に抑えられています。
コンサルタントとしっかり並走しつつ、長く働ける企業への転職を目指したい人におすすめですよ。